【中古ロードバイク】往年のラグドカーボンフレームを当店オリジナルアッセンブルにて再生しました【LOOK / ルック 2005年モデル】461TEAM / 461チーム
2019.12.17 BLOG , eirin丸太町店 , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , ロードバイク , 中古自転車久々にワクワクする中古車が整備上がってますのでご紹介!!
-目次-
・モデル、価格、サイズについて
・カーボンパイプをカーボンラグで継いだロングライド向きフレーム
・DURA ACEをメインとした当店オリジナルのパーツアッセンブル
・まとめ
【LOOK / ルック 2005年モデル】461TEAM / 461チーム
販売価格:¥179,800-(税別)
サイズ(適応身長):530(173-180cm)
重要:7.45kg(実測)
●LOOKのラグカーボンがクラシカルなロードフレームをSHIMANO DURA-ACEでアッセンブルした一品
●剛性・振動吸収性のバランスよいオールラウンドに使えるロードフレーム
●10速のSHIMANO 7900系DURA-ACEをフルアッセンブル、ホビーでは十分な性能に
●ホイールもカーボンラミネートで24mmハイトの7900DURA-ACEを使用、ヒルクライムも十分に楽しめる足回り
●カラー:ブルー/ホワイト
●サイズ(適応身長):530:173-180cm
●キズ箇所:フォーク・シートステーなどフレーム各所に擦れキズあり
フレームジオメトリー
フレームサイズ | HA | SA | TT | HT | FC | RC | BB | FO | WB | SH | SK | RH | 適応身長 |
530 | 72 | 73.5 | 540 | 143 | 581 | 405 | 70 | 43 | – | 769 | – | – | 173~180 |
FS:FRAME SIZE | BB:BB DROP | |
HA:HEAD ANGLE | FO:FORK OFFSET | |
SA:SEAT ANGLE | WB:WHEEL BASE | |
TT:TOP TUBE | SH:STAND OVER HEIGHT | |
HT:HEAD TUBE | SK:STACK | |
FC:FRONT CENTER | RH:REACH | |
RC:REAR CENTER |
スペック表
ブランド | LOOK(ルック) | |
年式 | 2005年モデル | |
車種・品名 | 461TEAM(461チーム) | |
タイヤサイズ | 700x25c | |
フレームサイズ | シートチューブ長 (メーカーサイズ) |
530mm |
トップチューブ長 (ホリゾンタル) |
540mm | |
適正身長目安 | 173~180cm | |
変速 | 2x10speed | |
ペダル | 無し | |
スペック | フレーム | – |
フォーク | – | |
クランクセット | FC-7950 170mm 50-34t | |
BB | SM-BBR60 | |
Fメカ | FD-7900 | |
Rメカ | RD-7900 | |
シフター | ST-7900 2x10speed | |
スプロケット | CS-HG500-10 12-28t | |
ブレーキレバー | ST-7900 | |
ブレーキ | BR-7900 | |
タイヤ | IRC ROADLITE 700x25c | |
ホイール | WH-7900 | |
ハンドル | FSA | |
ステム | SPECIARIZED 100mm 7° | |
ヘッドセット | FSA | |
サドル | fizik ALIANTE OPEN R1 carbon rail | |
シートポスト | DEDA ZERO100 |
カーボンパイプをカーボンラグで継いだロングライド向きフレーム
LOOKオリジナルのHR(ハイレジスタンス)カーボンパイプを使用したフルカーボンフレーム。
461シリーズはオーバーサイズパイプが使用されており、今と比べるとまだまだ線の細い当時のフルカーボンフレームのラインナップにおいて、異彩を放つ存在でもありました。
ダウンチューブロゴがブラックではなく、カーボンの生地を活かしているのも当時モノ感があってステキです。
今ではほとんど見なくなった(WIAWISくらい?)カーボンパイプをカーボンラグで継ぐ手法が取られています。
全体のスマートなシルエットにモノステーのシートステーがしっくりきます。
”ロングライド向け”として販売されていた461シリーズ。過度な軽さや剛性は狙わず、正直なところあまり軽くはありませんが、
安心感ある耐久性としなりを活かした独特の気持ちよい乗り味を実現しています。
軽さや高剛性といった、レーサーに必要な突き抜けたスペックを削ぎ落す変わりに、誰が乗っても扱いやすいとてもバランスのとれたバイクです。
機材としてスペックを見るカーボンフレームというよりは、クロモリフレームの様に、味わいやスタイルを重視したい方にオススメしたいフレームです。
LOOKといえば、フロントフォークにも定評があります。
フォークオフセットや重量など、数値的なスペックはもちろん、コーナリング時の挙動やしなやかさなど、フィーリングの部分までフレームとの相性を考えて設計されており、これも461 TEAM が扱いやすいとされる大きな理由の一つ。
DURA ACEをメインとした当店オリジナルのパーツアッセンブル
コンポーネントはshimano DURA ACE 7900系をメイン(STIレバーのみ6700 ULTEGRA)とし、フレームに見合うハイエンドな組み合わせ。
フレームとコンポーネントの年式にズレ(コンポーネントの方が新しい)があるのは、中古車として組み上げるにあたり、当店で企画したアッセンブルだからです。
ホイールもDURA ACE.
Shimano WH-7900 C24をアッセンブルしました。
ローハイトのカーボンラミネートリムは非常に軽量で登りで特にライダーを助けてくれるはずです。
ブレーキシューの当たり面はアルミの為、アルミリムと同等のスムーズで確実な制動力です。
快適性もスタイリングも犠牲にしたくなかったので、サドルにはFIZIK ALIANTE OPEN R1 carbon railをアッセンブル。
写真では分かりにくいのですが、再度のバンパー部分が左右でマット&グロスと使い分けられているのも洒落てます。
まとめ
カーボンフレーム=機材といようなドライな感覚ではなく、手直ししながら末永く付き合っていきたくなる、不思議な魅力を持ったロードバイク。
今見ると、レーシングとカルチャーが程よく共存しているカラーリング。
普段着で街をサラッと流すにも良いですし、最新スペックには敵わないもののチャレンジングなロングライドにも充分に応えてくれるスペックは有しています。
他人とは違う一台をお探しの方は是非。選択肢のひとつに入れてみてください。
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