NEWフレームデザインでカムバック!グラベルロードのパイオニア的存在【 GT / ジーティ 】GRADE CARBON EXPERT (グレード カーボン エキスパート)2020
2020.04.02 2020モデル , BLOG , eirin丸太町店 , グラベルロード , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館)元より多くのダートバイクテクノロジーを持つMTBトップブランドというだけあって、他社がアプローチする以前、どこよりも早くからこの分野に取り組んだアメリカンブランド「GT」。
(当時はグラベルロードという言葉もあまり出回っていなく、オールデイロード等と言われてましたね。)
他社がこぞってグラベルバイクを新規投入してきた最中、いち早くアプローチした本ブランドはしばらくの間特に機能向上するわけでもなく沈黙を続けてきておりましたが、
満を期して行われた今回のブラッシュアップ、このカテゴリーにおける先駆者的存在だけあって、その内容は流石といった印象です!!
NEWフレームデザインでカムバック!グラベルロードのパイオニア的存在【 GT / ジーティ 2020モデル 】GRADE CARBON EXPERT (グレード カーボン エキスパート)
-目次-
・モデル、価格、サイズについて
・シートステイとシートチューブを分離した新機構「フローティングステイ」仕様トリプルトライアングルフレームを採用したNEW GRADE フレーム
・55mm⇔70mmのオフセット調整可能「フリップチップフォーク」
・GRADE CARBON EXPERTまとめ
【 GT / ジーティ 2020モデル 】GRADE CARBON EXPERT(グレードカーボンエキスパート)
定価:¥298,000(税別)⇒当店販売価格:¥268,200(税別)
【サイズ/適応身長(目安)】
◎48/(170-180cm)
◎51/(175-185cm)
【スペック】
シートステイとシートチューブを分離した新機構「フローティングステイ」仕様トリプルトライアングルフレームを採用したNEW GRADE / グレードフレーム。
2015年、まだ業界でグラベルロードという言葉の認知すらままならなかった頃に生まれた「GRADE / グレード」。
そのシクロクロスともロードバイクともただのツーリングとも違うその設計。また当時当然のように主流(売れ線)だった通常のタイヤ幅23~25Cロードバイクラインナップを一切きりすて、ドロップハンドルカテゴリーをこのグレード一本に絞ったそのアプローチ/インパクトには実に心躍らされました!
更には、グラベルロード界においても昨今最も注目度の高い”フルカーボン製”においても、マスプロブランド内でいち早くランナップしたのも確かこのグレードだったと記憶しております。
そのデビューから数年間大きな仕様変更もなく沈黙を続けてきたグレードですが、今期2020年モデルにしてフレームデザインを全く新しく一掃してカムバック。
大幅な路面衝撃吸収性を狙う華奢なトップチューブ~シートステーに相反して、明らかに高い剛性強度が想像できるボリュームあるヘッド周り~ダウンチューブは前作そのままに、新しくデザインされた泥詰まりを回避すべく大きくえぐられたシートチューブ。
そして、GTの十八番ともいえる「トリプルトライアングルフレーム」の独特なルックス含めたその秀逸な設計/デザインはやはり他社と一線を画すものでしょう。
今回のブラッシュアップにて最も注目すべき点がコチラ。
シートステイとシートチューブをあえて接合させないこの「フローティングステイ」が新規採用。
シートステーとシートチューブを接合すればもちろん強度は上がりますが、当然その分しなやかさは失われるもの。
GTはあえてその部分を分離させる事⇒シートステーを長く保つことにより、大幅にしなり効果を向上させ路面からの突き上げをカットさせる/またダートヒルクライムでのトラクション効果を上げる狙いが伺えます。
強度は大丈夫?とお思いの方はご心配なく。そこはMTBトップブランドがもつ充分な強度計算がされており、シートステー素材は、耐久性と振動吸収性を高める高強度なファイバーグラスによるコアと、剛性高いカーボンによるアウターレイヤーの2種類の素材で構成されております。
なんと2M以上の高さからドロップオフしても折れなかったというインプレも聞いております。
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前作から引き続き、リアエンド部から上方向にベンドしたこのチェーンステーデザインも実に特徴的。
前述の「フローティングステイ」の特性と併せ、路面からの衝撃を大幅にいなす役割を担っています。
標準で37cのタイヤを装着するグレード。 タイヤクリアランスは42mmまでOK(前作は35mmまで)。
勿論ホイールを変更することで650Bサイズタイヤも装着できます。
グレードはメンテナンス性を重視してシフト&ブレーキケーブルを外装としておりますが、ドロッパーシートポストのケーブルはBB裏から入り込んで、シートチューブ内を内蔵していくという秀逸な作り。これはかなり嬉しいGOODアイデアですね!
55mm⇔70mmのオフセット調整可能「フリップチップフォーク」
55mm⇔70mmへフォークオフセットを調整できる可変エンドを採用した「フリップチップフォーク」が新規導入。
トレイルや1DAYライド、街中でのクイックなハンドリングを希望するなら、55mm設定。
また荷物を積載したバイクパッキングアドベンチャーライドなど安定性を重視したい場合は70mm設定と、用途によってジオメトリーを調整する事が可能。
更に本フォーク、標準仕様では160mmの前後ディスクブレーキが付属していますが、アダプターを利用することで180mmのディスクを利用できます。
たくさんの荷物を搭載した状態の下り坂や、荒れた路面でも安定したブレーキングが可能。今までのグラベルバイクにはあまりなかったシステムですね!
GRADE CARBON EXPERTまとめ
フルカーボンフレーム&フォーク採用のグラベルロード。ツーリング寄りに重厚設計した他社モデルとは相反して、やはりそれはもう楽!の一言。
エンデュランスロードのような軽やかな印象そのままの状態で、太いタイヤを履かせてより安心感を増した、まさしくハイテクノロジーツーリングロードバイクと言えばイメージしやすいでしょうか?
ボリューミィなダウンチューブの見た目とは裏腹に、決して過剰な硬さは気にならず(おそらくはシートステー周りのしなやかさによる効果も大きいおきのではないかと)、
そのまま都会を抜けて旧道や林道へアプローチ、なんならそのままキャンプして一泊してまた帰って来る。
という、グラベルバイクの本質~その使用情景がすぐ脳裏に浮かぶ、
流石、時間をかけて周り(他社・業界)を見渡して、もう一度作り直しただけある!という実に好印象なバイクです。
グラインデューロやダーティカンザといったグラベルレースでも大いに活躍してくれそうな本モデル。
店頭にて現物ご覧いただけますのでご興味ある方は是非当店まで!~!
【 GT / ジーティ 2020モデル 】GRADE ALLOY EXPERT(グレードアロイエキスパート)
価 格:148,000円(税抜)⇒当店販売価格:133,200円(税抜)
※入荷しています
フレーム:6061アルミ・エンデュロード・トリプルトライアングルフレーム 12x142mm スルーアクスル
フォーク:カーボンフォーク, 12x100mm スルーアクスル
ドライブトレイン:シマノ 105 R7000
ブレーキ:テクトロ ワイヤー式ディスクブレーキ
タイヤ:WTB 700x37c
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↓京都で営業しております「サイクルショップeirin丸太町店」&「サイクルハテナ(別館)」はこんなお店です。↓
サイクルショップエイリン丸太町店は、京都でチェーン展開しているサイクルショップエイリングループのスポーツ車専門店です。
京都大学 同志社大学に通われる為の通学用 通勤用といった初心者向けのクロスバイクやロードバイクをはじめ、上級者向けのモデル~マニアックなイタリア製バイクやオーダーメイドなど、またそれにまつわるパーツやアパレルなどの取り扱いも積極的に行っております。
基本スポーツバイク関連商品の販売・修理を専門としていますが、一般車の修理もしっかり対応しています(eirin丸太町店でのみ対応)。
更に2018年3月からは既存店:eirin丸太町店のすぐ斜め向かいに“別館”として「サイクルハテナ」をNEWオープン!グラベルロードやツーリングバイク、それにまつわるアパレルやパーツ、バイクパッキングを始めとしたツーリング系アイテム、またキャンプグッズなど、今までの自転車屋の既成概念にとらわれることなくスタッフ自身が本音で良いと思えるアイテムをセレクト~販売もさせて頂いております。
eirin丸太町店&サイクルハテナでは、自転車に関する事なら分け隔てなく承り、お客様と共により良い自転車生活を送る事を信条として日々営業しております。
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