アシストシステムを最大限活かす”Eバイク”ならではの価値【FUJI / フジ 2024年モデル】FARPOINT(ファーポイント)アップデートを経て待望のカムバック!
2024.03.04 2024モデル(NEW) , BLOG , eirin丸太町店 , FUJI(フジ) , グラベルロード , クロスバイク , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , ツーリングバイクヨーロッパを中心に昨今爆発的に人気を博している「E-BIKE(電動アシストスポーツ車)」
実際自分もフルサスE-BIKEマウンテンバイクを試乗させて頂いたり、クロス・ロードバイクE-BIKEでオンロードを走ってみて
”お~なるほどコレ無茶苦茶良い!!”っていうのは確かに実感しているその反面、
通常のスポーツバイクの”人力で走る”楽しめる体力がある自分にとって、
はたして「今自分が普通のスポーツE-BIKEを買うか?」と自問自答してみると正直優先順位は低いかな、、、っていうのが忖度ない本音。
しかしながら、この度本バイクを手に触れてみて、なるほどこれは意味がある!楽しめる!欲しいEバイクの筆頭 と実感!
FUJIのホームページでは筆者のインタビューが掲載されております。是非ご一読下さいませ!
◆グラベルバイク⇒ オンロード&オフロード、サイクリング&街乗り あらゆる用途に使える”マルチパーパス性”
◆セミロングテール設計⇒ キャンプサイクリング&コストコ/ホームセンターでの大物買い物もOK & チャイルドシートにも “圧倒的な積載性能”
この2つの要素を掛け合わした 独自のフレーム構造に
◆電動アシスト⇒ライダーを体力をサポート
を加えた本モデル。
流石は日本での独自企画。
欧米とは土壌の違う まさに日本のフィールド・使い方に適した
「電動アシストスポーツ車ならではの価値」を感じる 唯一無二のE-BIKE
であるように思います。
グラベルバイク+ロングテール+電動アシストをミックスした 唯一無二のEバイク【FUJI / フジ 2024年モデル】FARPOINT(ファーポイント)のご紹介
-目次-
・モデル、価格、サイズについて
・グラベルバイクxロングテールx電動アシスト⇒ 「今までの自転車にはない新しい世界」へ導く、唯一無二の Eバイク
・各部の秀逸なロジック(フレームワーク&パーツの構成)
・まとめ
モデル、価格、サイズについて
【FUJI / フジ 2024年モデル】FARPOINT(ファーポイント)Eバイク
定価:340,000円(税込374,000円) ☞ 当店販売価格:306,000円(税込336,600円)
サイズ・適応身長目安:M(165-178cm)、L(176-188cm)
*画像の純正キャリア(¥22,000 税込)、バッグ、ライト、ペダルはオプションとなります。
「主なスペック」
Frame:Fuji A6-SL super butted aluminum , 1-1/8″ – 1.5″ tapered head tube , Boost 148×12mm cold-forged dropout
Fork:FC-440 Cross carbon monocoque , Tapered carbon steerer , Flat-mount disc , 100×12mm thru-axle
Drive unit:Shimano STePS DU-E5080H Mid-motor , 250W rated power
Battery:Shimano STePS BT-E8014 , 418Wh w/charger
Display:Shimano STePS E7000 compact display w/left side thumb changer
Crankset:Shimano STePS E5010 , 38T , w/chainring guard
Rear derailleur:Shimano Cues RD-U3020
Wheelset:WTB ST i23 TCS , 32/32H , F: 100×12mm/R: 142×12mm thru axle , Center lock disc mount
Tires:WTB Byway ,650×47c ,all black, wire bead
Brake set:Shimano MT200 , hydraulic disc w/160mm rotor
Stand:Center Stand
Accessories:Fuji alloy full fender
Weight:19kg
グラベルバイクxロングテールx電動アシスト⇒ 「新しい自転車の世界」へ導く、唯一無二の Eバイク
アスファルト走行の軽快な走りに加え、ガレた旧道、林道、砂利道など、舗装路以外のあらゆる道へのアプローチを可能とする
FUJIの名作マルチパーパス”グラベルバイク”「JARI」に採用される”A6-SL super butted aluminum”高性能フレーム & フルカーボンフォークをベースに、ロングテールの構造をミックス。
グラベルバイクがもつ汎用性の高さに加え、キャンプツーリングや、ホームセンターへの買い出し等、従来のスポーツ自転車では成しえなかった多くの荷物を積載可能とする「FARPOINT」
そこに用意される電動アシストシステムには、シマノSTePSシリーズ内最新・最小・最軽量のドライブユニットE5080Hを採用。
公称容量: 418 Wh (36 V、11.6 Ah)、定格容量: 393 Wh (36 V、10.9 Ah)の高耐久性バッテリーが用意され、
ECOモードならなんと100kmオーバーの距離が走行可能。(※シマノSTEPSはアシストの使い方で走行可能距離の表示が変動するようなので、おおよその数値です)
E-BIKE然とした、到底人力では登りきる事が出来そうにもない激坂を含んだ激坂/酷道へのアプローチ、
また通常の自転車ツーリングのスタイルでは制限せざるをえない より多くの荷物の量/重さをサポートします。
キャンプツーリング(比較的電源ボードが用意されるキャンプ場も多いですね)なら、ファミリーサイズのテントやランタン、椅子やテーブル 薪 etc
ULなバイクパッキングスタイル は勿論 パニアバッグですら、運ぶ事が出来なかった道具を更に積む事が出来るし、
例えば、重厚なカメラ機材を積んで、車では立ち寄る事が出来ないアウトドアスポットへの撮影ライドへ
またお子様や愛犬を乗せてバイクツーリング!なんて夢のある遊び方なんて。
今まで想像こそ出来れど、実現までは中々難しかったサイクリング+@のアクティビティが、この「FARPOINT」であれば充分に想定内。
体力をカバーする電動アシストの魅力を用意すると同時に、従来の自転車では出来なかった事が出来る、他社ラインナップにはない唯一無二&夢のあるモデルです。
各部の秀逸なロジック(フレームワーク&パーツの構成)
フレームには、FUJIが得意とするカーボンキラーとも呼び名の高い「A6SLフレーム」をベースにした高品質アルミ製フレームを採用。
フレーム前半分には振動吸収性の高い6061番アルミを。ライダーのパワーをメインで受け止める後ろ半分には強靭な6066番アルミを採用し、剛性と振動吸収性の両立させる拘りが用意。
そこに加えフロントフォーク部には、振動吸収性高く、高い剛性と軽量性を併せ持つフルカーボン製が標準アッセンブル。
実際、グラベル&カーゴバイクをベースとした設計&モーター、バッテリーを要するE-BIKEでありながらも参考重量19kgという軽量性。
これはあくまでも個人的な印象ですが、実際、通勤片道7キロの往復をアシストOFFした状態でも充分楽しくに走れたよう、
レースシーン含め世界中にマーケットを持つトップブランド”FUJI”が用意するピュア・グラベルスポーツバイクとしてのフレーム性能がしっかり引き継がれている印象。
勿論アシストをONすればそれは最高! いつもなら息のきれる 旧道&林道の激坂峠もグイグイ進んでくれるこの快適な感覚は流石Eバイクといったところ。
FARPOINTの個性を決定づけるリア側は、チェーンステー長:545mmのセミロングテール設計。
グラベルバイクなら430mm程度が多いですが、長めに設計⇒ロングホイールベースとなり抜群の直進安定性を用意。
長いリア側の構造にあわせシートチューブ後方に生まれたデッドスペースにはバッテリーを配置し、結果フロントトライアングルのスペース自由度が確保。フレームバッグやボトルなどのギアを装着できる選択肢が多いのも高ポイントです。
フレーム&フォーク各所には豊富にダボ穴が用意され、標準採用される前後フェンダーやオプションとなるリアキャリア(耐荷重25kg 税込¥22,000 )は勿論、フロントラック類などの取付などもスマートに対応します。
足回りには 多くのグラベルバイクにも採用される、650x47B(47mm幅)ロードプラスタイヤを用意。
700x28Cとほぼ同外径となるロードプラス規格は、充分な高速巡行性を用意しつつも、オンロード&グラベルともにバランスよくこなし、荷物積載時の安定感も良好。
漕ぎだしの軽やかさと心地よい巡行性を両立させる本規格は、都会⇔自然、アスファルト⇔グラベルと、あらゆるフィールドで楽しむ事を想定した本モデルとの相性はベストのように思います。
因みにタイヤにはトップ面は転がりの軽いスリック形状、サイドには程よいグリップ性を用意するノブの低いブロックパターンを用意するWTBの名作タイヤBYWAYが標準採用されています。
悪天候に強く、制動力の高い油圧ディスクブレーキを採用。
荷物を積載した状態や雨天時、また悪路走行等を走ることを考えると有難い標準装備。
ホイールの固定には、前後輪とも12mmスルーアクスル規格が採用。ハイブレーキング時に起こる場合あるホイールずれが原因のブレーキトラブルも起きづらくなっています。
-
2024年モデルより新規採用されたマルチポジションバー。程よいバックスウィープはスタンダードポジションでは手首に違和感なくフィットし、ちょっと頑張って走りたい時に前方の持ち手が握れるのも良い感じ。ライトやスマホなど付けやすいのも魅力的です。
-
グラベルライドでの飛び石からドライブユニットを保護するプロテクトステー「EXTERNAL PRO」が用意。舗装路だけではなくダートライドを見越しての設計が伺えます。
-
荷物の積載や駐輪に欠かせないスタンドは、車体+荷物を積んでも安定感高い 二本足で車体を支えるセンタースタンドが標準で付属。
-
ギアはフロント38T、リアには11-36Tが用意。通常のグラベルバイクではリア11-42Tを採用する事多いですが、アシスト機能をもつ本モデルでは、場合は電動アシストがあるので36Tもあれば十分かと思います。因みに更に軽いギアを使いたい場合は、リアディレーラーをRD-U4000(最大46T)にカスタムを。
まとめ
上品なシャンパンゴールドのカラーリング&シンプルなロゴデザインに加え直線的なフレームワークは、下手にエアロデザインのような高機能スポーツバイクデザインや、オートバイに寄せておらず、シンプルな本来の自転車らしさ(ならではのカッコ良さ)を感じます。
洗練された雰囲気ながらも その何処か土の匂いを感じる武骨な佇まいは、スポーツウェアでもカジュアルウェアでも気にせずにって所ですが、個人的にはヘビーデューティなワークウェアなどが気分。
都会~アウトドアフィールドへ行ったり来たり。本バイクのキャラクターともども 目の前にある道 & 自転車生活そのものを思う存分楽しんでいただければ何よりです!
アスファルト~荒れた道、あらゆる道をマルチに楽しめるグラベルバイクに加えたロングテール設計、そして電動アシスト機能。
ライダーの体力と積載性能をサポートする本モデルには、
正に従来・通常のスポーツバイクにもない、また一般的な電動アシストとも一味も二味も違う
まさに自転車の新しいジャンル「E-BIKE(電動アシスト・スポーツ車)だからこその価値」を感じる オンリーワンな魅力があるように思います。
人力で走る通常のスポーツバイクを愛される方にとっても、日常のモビリティツールとして使っていく人にとっても、新しい自転車の楽しみを提供してくれる そんなFARPOINT。
しばらく店頭に試乗車を用意しておりますので、ご興味ある方は是非店頭まで!
FUJIのホームページでは筆者のインタビューが掲載されております。是非ご一読下さいませ!
-
【 ★ロードバイク / グラベル・ツーリング / 通学 バイク & アイテム 充実しております! 】
↓京都で営業しております「サイクルショップeirin丸太町店」&「サイクルハテナ(別館)」はこんなお店です。↓
サイクルショップエイリン丸太町店は、京都でチェーン展開しているサイクルショップエイリングループのスポーツ車専門店です。
京都大学 同志社大学に通われる為の通学用 通勤用といった初心者向けのクロスバイクやロードバイクをはじめ、上級者向けのモデル~マニアックなイタリア製バイクやオーダーメイドなど、またそれにまつわるパーツやアパレルなどの取り扱いも積極的に行っております。
基本スポーツバイク関連商品の販売・修理を専門としていますが、一般車の修理もしっかり対応しています(eirin丸太町店でのみ対応)。
更に2018年3月からは既存店:eirin丸太町店のすぐ斜め向かいに“別館”として「サイクルハテナ」をNEWオープン!グラベルロードやツーリングバイク、それにまつわるアパレルやパーツ、バイクパッキングを始めとしたツーリング系アイテム、またキャンプグッズなど、今までの自転車屋の既成概念にとらわれることなくスタッフ自身が本音で良いと思えるアイテムをセレクト~販売もさせて頂いております。
eirin丸太町店&サイクルハテナでは、自転車に関する事なら分け隔てなく承り、お客様と共により良い自転車生活を送る事を信条として日々営業しております。
お問い合わせ頂けましたら在庫等確認させていただきます。その他ご質問・ご要望、類似商品についても下記よりお気軽にお問い合わせください。