当店オリジナル バイク 【 MAJOR TOM( メジャートム ) 】SAMPLE BIKE (GRX LIMITED ver.)のご紹介!
2023.01.18 2022モデル , BLOG , eirin丸太町店 , MAJORTOM(メジャートム)オリジナルモデル , グラベルロード , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館)本モデルのよりタイムリーな情報はこちら
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「最高の自転車」とは何なのか。かっこいい自転車とは、よりよい自転車とは。
グランツールを制覇したレーシングフレーム、欧米ハンドメイド、最高級コンポ…もちろん「よい」自転車には違いないでしょう。
しかし重要なのはそういったラベリングではないと我々は考えています。
フィールド、使い方、そしてライフスタイルから趣味嗜好まで含めた「乗り手自身」といった あらゆる要素が その自転車とビタッとはまったとき、初めてその自転車は輝き出すように思うのです。
例えば、人によってはそれが年季の入ったママチャリであってすら、最高の自転車となりうるように思います。
ここ京都でサイクリングを楽しみながら自転車屋の仕事を続けてきた中で、我々の出した一つの答え。
それがMAJOR TOMなのです。
-目次-
・オリジナルモデル「MAJORTOM」とは?
・MAJOR TOM 完成車 SAMPLE BIKE (GRX LIMITED ver.)
・ まとめ
オリジナルモデル「MAJORTOM」とは?
歴史と様々な文化が色濃く根付き、普段生活する上でも自転車との親和性・利便性が高く、山に囲まれ都会と自然が実に近い盆地であるこの京都。
業界に”グラベル”という言葉の片鱗すらなかった頃より(ピストバイクやロードバイクが多くの注目を集めていた頃と言えば分かりやすいでしょうか?)、
ガレた旧道や山中の林道、キャンプや長距離旅へと、この土地がもつ様々なフィールドでの”サイクリング”をごく日常的に楽しんできた我々。
近年、そこにやってきたのが、これまでのように競技のフォーマットの中から生まれたのではなく、自由な遊び方として自然発生した「グラベルバイク」というカルチャーでした。
我々がやりたかったこと・やってきたことはまさにこれだ!と膝を打ち、大いに共感・期待するとともに、相も変わらず欧米主導の現状、そしてかの地での使い勝手にフォーカスされたバイクばかりが世にあふれる事には違和感を感じてきたのも正直な気持ちです。
グラベルバイク黎明期、日本にはグラベルなんてない、そんなもの流行らないと揶揄する声も多く聞かれました。
確かに欧米の様な延々と続く平坦基調の未舗装路というのはそうそうありませんが、日本には日本独自のフィールドがありその魅力を知らないのは実にもったないこと。
ロードバイクでは走れないような道も、太いタイヤならばいなすことができる。できないから見過ごしてしまう、色んな可能性が広がっているのです。
欧米の文化に囲まれ そして憧れ続けつつも 地形も気候も文化も生活スタイルもまるで違うこの日本で暮らす我々が、更に”自分達らしくある為”に。
日本のフィールドに合わせたロジックをビシッと効かせ、楽しく 格好良く そして末永く。
「カッコイイとは/面白いとは/楽しいとは何ぞや?」を常に問い続け「初期衝動」の大切さを常に教えてくれる、憧れの自転車やロックミュージックに最大限の敬意をこめて。
Not Theory! Do Anything Do You Wanna Do!
ついにUCI認可のグラベルレースすら行われる様になった昨今。
一つのカテゴリーとして定着した欧米型の遊び方を「グラベルバイク」と呼ぶならば、そこに囚われない自由な遊び方として「リベラルバイク」と再定義してもいい。
カテゴリ・フィールドの境界を越えた、我々の自由さの表現としてこのバイクが生まれました。
本フレームセットは、世の中に既に存在する欧米発信のグラベルバイク設計そのままに オリジナルのデザインを施しただけのモノではございません。
欧米とは地形のまるで違い 起伏が多く/殆どの道が舗装されている日本のフィールドでの使用&日本人の生活スタイルを最大限に考慮。
本格的な長距離ツーリングに役立つアイレット(ダボ穴)を多く配備し、荒れた林道へのアプローチをも可能とする 最大タイヤ幅:700x50C(27.5×2.0inch) といった「グラベルバイク」をベースとしつつも、
日頃より いくつもの峠を越え インフラが行き届いていない凸凹とした旧道や山中の林道へサイクリングに出かけ続ける 我々のリアルな日常から見出した見解から「何が必要か?」をふんだんに落とし込んだ、
~今の市場に ありそうで無かった~「オリジナルグラベルフレーム&フォークセット」となります。
本モデルには、普遍的な佇まいで長く付き合っていけるクロモリフレームを軸としつつも、マスプロモデルとは一線を画す 日本の使用背景を考慮した「登り区間でもたつかない/決して加速性能を犠牲にしない設計」を用意。
街乗り~普段使いから、サイクリングのメインとなるオンロード、インフラの行き届いていない人里離れた旧道&路面ガレた林道へのアプローチ、そして時には多くの荷物を積載したキャンプツーリングや長距離旅行等
あらゆる目的にマルチに適応するグラベルバイクが持つ多様性はそのままに、近年 国内でも高い注目を集めるグラベルレースや シクロクロス競技でも充分活躍できる「スピーディな走り」が何より最大の魅力です。
MAJOR TOM 完成車 SAMPLE BIKE (GRX LIMITED ver.)
フレーム&フォークセット販売となります本モデル「MAJOR TOM」。
今回はサンプルバイクとして、シマノのグラベルコンポ「GRX、シルバーカラーも眩しい~LIMITED EDITION~」にてアッセンブル。
「主な仕様」
COMPONENTS: SHIMANO GRX LIMITED 1x11SPEED
HEADSET::WOLFTOOTH
BRAKE::SHIMANO GRX LIMITED
TIRE:SIMWORKS BY PANARACER The Homage 700x43C
WHEELS:HUB&RIM/WHITE INDUSTRIES、SPOKE/DT
HANDLE:SALSA COWCHIPPER DELUXE BAR Silver
STEM:USE
CRANKSET:SHIMANO GRX LIMITED 40T
SADDLE:Brooks Cambium C17 SPECIAL LAB Limited
SEATPOST:THOMSON TITAN
SEAT CLAMP:WOLFTOOTH
まとめ
登れて下れて、見た目もバランスの良いジオメトリー。
軽量かつタフな国産KAISEI019チュービング、そして遊び場と生活を提供してくれるこの地にリスペクトの意味もこめて~MADE IN KYOTO~E.B.S工房製。
我々の求めるスペック・思いを詰め込んだフレーム。
当然、我々にとっては見た目・使い勝手含め「最高の自転車」となったと自負しています。
だからといって我々と同じようなサイクリングスタイルの方専用自転車というわけではありません。
従来のグラベルバイクでは不足しがちな加速性能と下りでの安定性を兼ね備えた本フレーム。
結果的にオンロードでもオフロードでも楽しめる汎用性の高い自転車に仕上がっています。
砂利道を走る、キャンプライドやバイクパッキングツーリングといった、限られた目的を達成するだけのものではなく、より自由度高く遊べるもの。
カテゴリーや先入観に制限されない「リベラルバイク」であって欲しい、そんな思いで設計いたしました。
もちろんもっとレーシーなものがいい、タフなものがいい、様々な意見はあるかとは思いますがそこは人それぞれ。
こんな自転車を待っていたと共感していただける方も多いのでは。
あとは部品を選びフィールドに持ち出し、ご自身の遊び方をみつけていただくだけ。
あなたにとって「最高の自転車」となることを願って。
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