当店スタッフの殆どが一度はオーダー経験もある当店きってのオススメブランド：パナソニックオーダー。

この業界の製品殆どが海外製による大量生産品である中、大阪の柏原市にある自社工場で熟練ビルダーにより一本一本ハンドメイドで製造され、

その品質の高さにおいては世界トップクラスといっても過言ではありません。

決して派手派手しさはありませんが、時代の移ろいにも左右されない普遍性から、過去当店ではとても多くの方からオーダー頂いております。

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そんなパナオーダーですが、コロナ禍による供給不安定な状況から 多くのモデルが受注停止/オーダーの成約あり という状況でしたが、

・カーボンフォーク搭載一部モデルの受注再開

・プレステージ/PRESTIGE パイプ使用モデルの受注再開

と、ようやく一部のモデルが受注再開されますので、ご案内させて頂きます！

-目次-
・カーボンフォーク搭載一部モデルの受注再開
・プレステージ/PRESTIGE パイプ使用モデルの受注再開
・まとめ

カーボンフォーク搭載一部モデルの受注再開

長期間に渡っての受注停止になり大変長らくご迷惑をお掛けいたしましたが、ストレートタイプの『 オリジナルカーボンモノコックフォーク 』 について、

3月中旬には代替となる新フォークの用意ができる見通しです。

【受注を再開する予定のモデル 】

・FRTC03 チタンロードフレーム
・FRTC13/Ver H チタンロードフレーム
・FRTC13/Ver L チタンロードフレーム
・FRCC13 クロモリロードフレーム

＊これまで通り“フォーク無し”の選択も出来る予定です。

【新フォークの仕様詳細 】

ショルダー部をボリュームアップした新形状になりました。

上記形状変更による質量増（従来： 445g 新： 630g）

ブレード部の表面処理が、従来：カーボンクロス＋クリヤー ⇒新：ツヤありブラック塗装になります

プレステージ/PRESTIGE パイプ使用モデルの受注再開

同様に受注を停止していたプレステージパイプ採用モデルですが、こちらも一部肉厚の仕様を変えた新パイプでの品質確認が完了し、

JKA の承認も取得できましたので、下記の通り受注を再開します。

TANGE PRESTIGEは、TANGEの高級パイプで、その独特のしなり感が魅力です。

PRESTIGEは基本的にHEAT TREATという熱処理が施してあり、それによって素材を固くし厚みを薄くすることで通常より大きく軽量になっています。

PRESTIGEは他のクロモリ素材に比べへたりが早いと言われていますが、実はヘタってかららがPRESTIGEの大きな特徴です。

通常のクロモリはへたりが起きるとコシがなくなりウィップ感が失われがちですが、PRESTIGEは独自のバネ感が損なわれ難い傾向にあります。

つまり、ヘタった後でも”これぞPRESTIGE”という乗り後心地は変わらないということになります。そこがPRESTIGEファンを魅了する大きな魅力なのかも知れません。

クロモリ素材と熱処理

【受注を再開する予定のモデル 】

・FRCC03 クロモリロードフレーム
・FRCD06 クロモリエンデュランスフレーム フォーク無しのみ再開
・FCXCD02 クロモリシクロフレーム フォーク無しのみ再開
・FCXCC02 クロモリシクロフレーム
・FSS9 クロモリスポルティーフフレーム
・フルオーダートラックフレーム（ F.P.O.S ）の“プレステージパイプ”選択

＊３月６日 月 から受注可能

＊FRCD06および FCXCD02 は、カーボンフォークモデルにつき“フォーク無し”のみ再開になります。

【新プレステージパイプの仕様 】

ダブルトリプル バテッド薄肉部の肉厚がｔ 0. １厚くなります。

・トップ/シートチューブ： Φ28.6 ｔ 0.7/0.5/0.8 Φ28.6 ｔ 0.7/ 0. ６ /0.8

・ダウンチューブ：Φ31.8 ｔ 0.9/0.6/0.9 Φ31.8 ｔ 0.9/ 0.7 /09

※フレームサイズによって変わりますが、フレーム 1 本あたり約 30g 質量増になるとの事です。

まとめ

パナソニックサイクルテック社は大阪の柏原市に本社を持ち、パナソニックオーダーバイクはそこで溶接作業含め少人数体制で管理され、開発～製造～出荷まで全ての工程が行われます。

開発者はもちろん日本人であり、生粋の自転車ファンばかり。

所謂、国内で買える殆どのスポーツバイクが世界中にマーケティングを持つコストパフォーマンス高い外国ブランドで占めてるこの日本で

“いったい日本のブランドが何を作るべきなのか？”を真剣に考えている人達が作り出しています。

そこには外国人には想像しがたい日本人ならではの繊細な感覚があり、我々日本人の消費者にとって非常に心地良い商品を提供するという事に繋がっています。

例えば、前述にある品質面はもちろんの事、背の低い方でも乗車を可能とする小さいサイズをはじめとした1cm刻みの細やかなサイズオーダーであったり。

また雨を多くもつ日本でも長く美しさを保つ錆にも強いフッ素クリアを施した高い塗装技術であったり。

更には安全性を最大限に考慮したSBAA安全基準であったり。

パナソニックバイクは、我々消費者と同じ感覚を持つ同じ日本人が開発～製造～出荷までの全工程を一環して行う、「日本人が考える日本人の為の自転車」なのです。