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~新規ブランドのご紹介~ eirin丸太町店にて【 CANNONDALE / キャノンデール】取り扱いが始まります!

2023.09.10 BLOG , eirin丸太町店 , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館)
本記事は最新の更新から1年以上が過ぎています。内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

2023年8月をもってOPEN14年目となります当店ですが~、この度!

【 CANNONDALE / キャノンデール】を新規取り扱いが始まりました!

メーカーサイトはコチラ

-目次-
・「CANNONDALE / キャノンデール」とは~ブランドヒストリー~
・店頭入荷 / グラベル モデル「TOP STONE (トップストーン)」シリーズ
・まとめ

~ブランドヒストリー~「CANNONDALE / キャノンデール」とは

もうすでに多くの自転車ファンの方がご存知でありましょうが、応念の為(笑)

常に革新的な技術で常識にとらわれない発想で数々の「世界初」を創造し、このスポーツサイクル業界を代表・リードし続けるトップブランド「キャノンデール」

1971年、アメリカ・コネチカット州発ジョー・モンゴメリー氏によって興された本ブランドは、まだ社名すらない頃、電話回線を引こうとして最寄りの駅にある公衆電話で電話会社にTELした時に 法人名を聞かれ、その駅名「CANNONDALE」で~と報告し、そのまま社名になったという面白い逸話も残されております。

創業者のジョー氏は、まだバイクブランドを始める前、船に乗っていた際にその船が転覆するという事故に遭います。サメも漂う海で⼀昼夜漂うなか、そこで彼が目にしたものに、金属でありつつも海に浮かぶアルミ製で出来た船のマスト部がありました。

その後、当初どのブランドのバイクもクロモリフレーム一辺倒であった中、その経験を活かし生みおとしたのが、キャノンデールを世界屈指のブランドへと押し上げた十八番、あの今や”カーボンキラー”とすら称されるまでに洗練された高性能アルミフレーム「CAADシリーズ」とされています。

ブランド発足当初は、アウトドアギア+自転車をコンセプトに商品展開したキャノンデール。

BURLEY TRAVOYの原型でしょうか?BUGGERという子供を乗せられる自転車のリヤカーを開発しヒットを飛ばしていたり、今でいう所のバイクパッキング(大型サドルバッグ)を展開していたり、

アパレルは勿論、テントやシュラフまでラインナップされており、現在の競技の分野で大活躍するレーシーなイメージ一辺倒では本ブランドを語れない

ある種2020年代の業界トレンドといえる、BIKE&CAMPやバイクパッキングツーリングのような、自由に自転車で遊ぼう~という思考を既に197~80年代にブランドとして表現していた事に驚かされます。

1983年になってついにブランド初の自転車を発表。当初としては珍しい大径アルミチューブのモデル。

アルミ・カーボン製フレームを世界で初めて世に送り出した最初の会社”ALAN”が、1972年にアルミフレームを発表していますが(詳しくはコチラ)、キャノンデールのフレームはパイプ同士を接着する手法ではなく、溶接が施されています。

他のアルミ製自転車に比べて手ごろな価格だった事も手伝い この製品はかなりヒットしたそうです。

その後は、1984年には初のマウンテンバイクを発表し、他社が追従してアルミ製モデルを商品化したがキャノンデールはさらに多様な車種へと技術革新を推し進め、マウンテン、ロード、クロス、タンデム等々、多ジャンルのモデルを展開。

その後もアルミフレームの自転車を進化させ続け業界をリードします。

 

世界に先駆けてリアサスペンション付きマウンテンバイクをラインナップし、

世の中のバイクのフォークコラム規格がほとんど1インチだった頃に、高い剛性面をもつ独自規格1.5インチを開発~採用したり、

Vブレーキがまだ存在していなかったカンチブレーキ全盛時に、力率を最大40%も増大させられるForce40ブレーキを開発したり、

乗車中、手元に近い位置で コンプレッションダンピングを変更でき、ロックアウトもできる今となってはサスペンションの定番機能の先駆け「HEADSHOK」を製品化。

更にそこから進化させ、あの強烈なインパクトあるルックスを持つ、片持ち・倒立形状フロントフォークの「LEFTY」へと進化。

また 当時のテーパークランク軸の欠点「軸のねじれ剛性の低さ」を解決すべく軽量化とバランスの取れた剛性を達成するため、BB30規格をカタチにし、それに適合する高剛性クランクを自社開発したり。

多くのブランドが、フレーム自体は自社で作るものの コンポーネントやパーツ類はSHIMANO主に他社製品を使用するというセオリーから、少なからずモノづくりとしての制限・妥協せざるを得ない中、

自社開発・専用品をもってその妥協を可能な限り排除⇒設計者が思う最高のバイクをダイレクトに生み続けます。

他ブランドの多くが台湾などでのOEM生産へ移行する中、高品質な「MADE IN USA」にこだわり続け、

1990年代には、11回の世界選手権優勝、17回のワールドカップタイトルを勝ち取った伝説の絶対王者MTBチーム“Volvo Cannondale”を発足。

またアメリカンブランドとして初となる ヨーロッパの名門プロロードチーム、あの伊達男マリオチッポリーニでお馴染み「SAECO」にスポンサードするなど。

名実ともに世界トップブランドとなり我々自転車ファンを魅了し続けたキャノンデールは、

なんと1998年よりモーターサイクル事業に乗り出し更に大きな話題を生みますが、その事が仇となって経営危機に陥り2003年に事実上倒産。

倒産後は大手ドレルインダストリーの傘下にはいり 自転車部門は残されるものの、それまで頑なに守っていた「MADE IN USA」を捨てざるをえず、他メーカー同様 生産拠点をアジアに移されますが、

「ツールドフランス」はじめ世界的なビッグレースに継続的に実戦投入し続けると同時に、高性能カーボンフレームモデルを積極的に開発します。

近年では、注目度高いグラベルシーンに合わせ、超軽量、超シンプルでありメンテナンス性も高いリアサスペンションシステム「KingPin Suspension」を開発するなど

「妥協しないモノ作りの姿勢からバイクをより良いモノへ進化させ続ける」というブランドが大事とするそのイズムはやはり今もなお健在です。

SHIMANO社すらやらない 新しいコトを思いついては、世界中から突っ込みが入ったり、その斬新すぎるアイデアから時に我々メカニックを困らせる事もありますが(笑)、

業界の既成概念やしばりに囚われず、常に新しい事に挑戦しスポーツバイクというものを進化させ続ける 正にスポーツバイクブランド然としたパーパスに根付いたモノづくりの姿勢含め、

出来上がったバイクそのものは、インパクトと個性にあふれ、車種問わずそのオンリーワンな存在感はシンプルにリスペクト&カッコよし。

トレック・スペシャライズドと並び、アメリカ3大ブランドの一つと称される「キャノンデール」。

完成車の組み立て拠点を米国に戻すとも噂されており、今後どのようなモノづくりで我々を驚かせてくれるのでしょうか?

今後もブランドの動向が見逃せない事は間違いないでしょう。


 店頭入荷 / グラベル モデル「TOP STONE (トップストーン)」シリーズ

今回新規取り扱いに伴い、入荷してきたのはブランドがもつ、スポーツサイクル業界を代表・リードし続けるトップブランド然とした高い機能性を用意するグラベルモデルx3種。

フルカーボンorアルミフレームをベースに、搭載されるパーツ類のスペックはモデルにより様々であり、その乗り味も各々ですが、

日本の市場に出回るグラベルバイクでは入手し難い、XSサイズ(適応身長目安: 147cm – 165cm)や、LGサイズ(身長 – 177cm – 193cm)という、低身長の方から高身長の方までと、幅広く適応するサイズを用意しているのも注目です。


Topstone Carbon2 Lefty(トップストーン カーボン レフティ2)

販売価格:¥550,000(税込)

「店頭在庫」*2023年9月現在

カラー/Laguna Yellow(試乗車)、サイズ/SM(適応身長目安:身長 – 160cm – 175cm)

フルカーボンフレームに独自のリアサスペンションシステム「KING PIN」を装備し、

フロントフォークにはCANNONDALEが誇る”片持ちサスペンションフォーク”をグラベル用に設計した「LEFT OLIVER」を組み合わせ。

荒れた道からの振動を大幅にカット~スムーズに走破する高性能フレームに併せ、SHIMANOが誇るグラベルコンポーネント「GRX800 1x11SPEED/油圧ディスクブレーキ」&ドロッパーシートポストを標準装備する、

至高のグラベルバイクモデル。

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Topstone Carbon4(トップストーン カーボン 4)

販売価格:¥320,000(税込)

「店頭在庫」*2023年9月現在

カラー/Olive Green、サイズ/MD(適応身長目安:身長 –  170cm – 185cm

フルカーボンフレームに独自のリアサスペンションシステム「KING PIN」を装備し、

フロントフォークにはサイドに豊富なアイレット(ダボ穴)を用意した軽量&高剛性フルカーボンフォークを用意。

軽量な仕上がりさながら、グレベルライドは勿論、オンロード、また多くの荷物を積載するバイクパッキング&キャンプツーリングにも有効な一台。

多様な用途に適応する SHIMANOが誇るグラベルコンポーネント「GRX400 2x10SPEED/油圧ディスクブレーキ」を標準装備するバリューモデル。

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Topstone 4(トップストーン 4)

販売価格:¥165,000(税込)

「店頭在庫」*2023年9月現在

カラー/Black、サイズ/SM(適応身長目安:身長 –  170cm – 185cm)、

カラー/Mango、サイズ/SM(適応身長目安:身長 –  147cm – 165cm)

軽量アルミフレーム&サイドに豊富なアイレット(ダボ穴)を用意した軽量&高剛性フルカーボンフォーク仕様。

フレーム各所にも豊富なアイレットを備え荷物の積載性充分に、最大タイヤクリアランス700x45Cを確保。1DAYライド~キャンプor長距離ツーリング~タフなグラベルバイクまでマルチにこなす一台。

メンテナンス性良い機械式ディスクブレーキに、シンプルな操作性が魅力のMICRO SHFT製 ADVENT 1x10SPEEDコンポーネントを採用。

リアに急な坂道やあらゆる路面に対応する11-48Tのワイドギアを用意。

これからサイクルスポーツにトライしてみたいという方にもオススメするバリューエントリーモデルです。

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まとめ

既に Topstone Carbon2 Leftyの試乗車( 日曜午前中開催している #ハテナサイクリングでも試乗OKです。ご興味ある方は気軽にお申し出くださいませ)で、オンロード~グラベルライド等と本モデルを使用させてもらっておりますが、流石はキャノンデール。

「KING PIN」サスペンションによる路面からの振動カットに加え、登りや砂利路面での追従性(トラクション効果)といったグラベルライドに発揮する機能性は勿論、アルミ~カーボンと共通して用意される高い剛性感とパワー伝達性。等々。

同じグラベルモデルと言えども、他社クロモリフレームをベースとしたツーリング向けに作られた(ある種まったりとした乗り味)モデルとは一味違い、

人間というエンジンを、心地よさとパワフルさを併せ持ち効率よくスピードに乗せていく高いフレームテクノロジーは、まさにレースの分野から踏襲される超一流の技術を感じました。

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キャノンデールの自転車は対面販売限定です。

勿論、今回入荷してきたグラベルモデル以外のロードバイクやMTB、クロスバイクなどその他の車種・モデルもお取り扱い可能ですので、

キャノンデールにご興味ある方は、是非一度ご来店頂けますと幸いです。




 

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京都市河原町丸太町交差点の南西角に位置する【サイクルショップエイリン丸太町店】とその交差点斜め向かいの別館【サイクルハテナ】は、中古スポーツ自転車をはじめ、通学用 通勤用といった初心者向けのクロスバイクやロードバイクは勿論、グラベルロードやシクロクロス、それに伴うカスタムパーツをはじめ、バイクパッキングアイテムといったツーリング・キャンプサイクリングに便利なアウトドアギアも専門的に取り扱っております。
今までのサイクルショップの既成概念にとらわれることなく、スタッフ自身がいちユーザーとして本音で良いと思えるアイテムをセレクトし、”自転車を楽しむ”事をモットーに日々営業させて頂いております。 (主要取扱ブランド:ジャイアント・パナソニックオーダー・コナ・ブリーザー・ロイヤルノートン・フジ・ビアンキ・ジオス・ジェイミス・フェルト・GT・マージ・アラン・ブルーノ・ローローマウンテンワークス・ブルックス・ブルーラグ・シムワークス・ベロオレンジ・アピデュラ・リンタマン・ジロ etc)