アメリカンハンドメイド的オーラ。現場の「リアル」から生まれたモンスタークロス【BLACK MOUNTAIN CYCLES / ブラックマウンテンサイクル】MOD ZERO / モデルゼロ
2023.11.04 BLOG , eirin丸太町店 , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , ツーリングバイク , フレーム祝・新規取り扱い!
アメリカはカリフォルニアのポイントレイズステーションから BLACK MOUNTAIN CYCLES / ブラックマウンテンサイクル のフレームが入荷しました。
アメリカンハンドメイドのオーラを漂わせつつ、手に入れやすい現実的な価格、そしてリアルなフィールドの経験から生み出されたサイクリングを「楽しむ」ための機能性。
ぶっといタイヤで荒野を駆ける、そんな光景が目に浮かぶ一台です。
-目次-
・モデル、価格、サイズについて
・BLACK MOUNTAIN CYCLESとは
・各部詳細
・まとめ
モデル、価格、サイズについて
【BLACK MOUNTAIN CYCLES / ブラックマウンテンサイクル】MOD ZERO / モデルゼロ フレーム+フォークセット
販売価格180,000円(税込198,000円)
“MOD ZERO” はMCDとRoad+の流れを汲む後継モデルとして誕生しました。
現代的なアップデートを盛り込みつつ、初心にかえって全くゼロの状態からデザインをスタートしたことが、MOD ZERO(=Model Zero)という名前の由来。
シートチューブに施されているアートワークはMikeさんが自転車に乗っているときにウエストマリンエリアの道端でよく見かけるModeloビールの空き缶から着想を得たもので、Modelo…Model-O…MOD ZEROという言葉遊びでもあります。
MCDのジオメトリを基本に、現在豊富な選択肢があるフラットマウントブレーキ、剛性が高くカーボンフォークへのカスタムもしやすい大径の44mmヘッドチューブを初採用。
ライドシチュエーションによって異なる個性を引き出せる700×50Cもしくは27.5″×2.25″の大きなタイヤクリアランスを備えています。
BLACK MOUNTAIN CYCLESとは
via:The Radavist
サンフランシスコから橋を渡って内陸北へ車で1時間ちょっとのところにあるカリフォルニアのポイントレイズステーション。人口は少ないけど、自転車を楽しむフィールドに囲まれていて、ライドを目的に年中人が訪れるそう。
そんな土地のバイクショップ(=起点)でありながら、そこのオーナーMike Varleyさんがオリジナルのフレームを設計、デザインを行っています。
メーカーサイトより引用
via:The Radavist
大手自転車ブランドの設計開発に長年携わるも、流れの早い業界に辟易し、「自分のフレームを作り自分のお店で売る」という結論に辿り着いたMike Varley氏のショップ兼自転車ブランド。
彼曰く、ショップ経営とフレーム製作はどちらが欠けても成り立たないとのこと。
via:BLACK MOUNTAIN CYCLES Facebook
サイクリングを存分に楽しめる環境の中で、自身やお客さんリアルな経験からフィードバックされたモノづくりは、ファッションや机上の空論ではない独自のロジックに基づいた実戦仕様。
僭越ながら我々がここ京都で、MAJORTOMを生み出した経緯とも重なり、非常に共感するところ。
via:BLACK MOUNTAIN CYCLES Instagram
彼の生み出すバイクの特徴は「楽しむ」ための自転車であること、ずっと乗り続けられる自転車であること。
そのために重視しているのがタイヤクリアランス。(MAJORTOMもここにはかなりシビアにこだわりました!!)
カリカリとスピードを競う為の自転車ではなく、より幅広いフィールド・楽しみ方ができるファットタイヤにこだわって作られています。
加えて、お求めいやすい価格でありながらアメリカンハンドメイドバイクのようなオーラも特徴の一つ。
華美なところはなくとも武骨な「道具」としての佇まいが多くの人の心をグッとつかんで放しません
「SOULCRAFT」や「FALCONER」といったレジェンドビルダーたちとの親交も深いMikeさんならではの美学を感じます。
MAX700×50C/27.5″×2.25″!ファットタイヤを飲み込むモンスタークロス
“MOD ZERO” はMCDとRoad+の流れを汲む後継モデルとして誕生しました。
現代的なアップデートを盛り込みつつ、初心にかえって全くゼロの状態からデザインをスタートしたことが、MOD ZERO(=Model Zero)という名前の由来。
メーカーサイトより引用
MOD.ZEROはMAX700×50C/27.5″×2.25″のワイドタイヤクリアランスを備えるモンスタークロス。
写真の状態で27.5″×2.1″、まだ太いタイヤが履けてしまうという驚愕の懐深さ。
規格面ではフラットマウント、前後スルーアクスルとモダングラベルバイクのスタンダード。
乗車するのがやっとのような荒れた道でも太いタイヤがあればそこは楽しいフィールドへと変化します。
初心者にとってもグリップとクッション性は大きなメリット。
パンクもしにくく乗り心地も快適。
太いタイヤは全てを解決してくれるのです。
ドロップバー前提のジオメトリですがヘッドチューブ長め、ハンドル位置は高め。これもほとんどの人は実は無理のない高めのポジションを好むという、Mikeさんと顧客の経験の中から生み出されたロジック。
実際オフロードでは高いハンドル位置の方がコントロールが効きますし、やたらとスペーサーを積み上げる必要が無いという美的観点においてもGOOD。
トップ・ダウンチューブにあしらわれた補強板はオフロードで負荷のかかるヘッド剛性の向上を狙ってでしょうか、武骨な雰囲気がむしろそそります。
逆にシートチューブは短め。シートポストの出代を確保、振動吸収性の向上を狙っています。
ヘッドチューブは44mmストレート仕様。
フォークは1 1/8″ストレートコラムですが、後々のカーボンフォークへのアップグレードにも対応。
セグメンタル、ストレート形状のクロモリフォークもチャームポイント。
無数のダボ穴が用意され、荷物積載もばっちり。
もちろんフォークだけではなくフレーム各所にダボ穴あり、内装ドロッパーポストにもしっかり対応。やりたいことはなんでも叶えてくれます。
BB規格はロード系クランクも使える68mmネジ切りですが、チェーンステーとの干渉は考慮する必要があるかも。
シートチューブに施されているアートワークはMikeさんが自転車に乗っているときにウエストマリンエリアの道端でよく見かけるModeloビールの空き缶から着想を得たもので、Modelo…Model-O…MOD ZEROという言葉遊びでもあります。
メーカーサイトより引用
こういった細かい部分のウィットがアメリカンブランドらしさなのかも。
まとめ
クロモリフレームにぶっといタイヤの組み合わせってなぜこんなにワクワクするのでしょうか。
細身のシルエットなのにタイヤに負けないタフなオーラはこのブランドならでは。
実際、荒れた道でも荷物を積んでもよれることなくグイグイ走ってくれますし、ヘビーデューティーなだけでなく実は結構速いという評判。
国内では限られたショップでしか入手できない本ブランド、ありったけの太タイヤと夢を詰め込んで組み上げてみませんか。
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