【試乗車あり】「怖い⇒楽しい」へ導く圧倒的走破性 グラベルライドをもっと速くそしてスムーズに【CANNONDALE / キャノンデール】TOPSTONE( トップストーン )グラベルバイク レビュー
2023.11.25 2023モデル , 2024モデル(NEW) , BLOG , eirin丸太町店 , グラベルロード , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , ツーリングバイク今期よりお取り扱いがスタートした CANNONDALE.
グラベル&ツーリングが大好きな当店としてはやっぱり気になるグラベルバイクの TOPSTONE.
CANNONDALE 得意の独自機構を含めたギミックで「グラベルをスムーズに速く走る」ロジックを追及した新世代のグラベルバイク!!
個人的には “ロジック追及⇒面白味が無い” となりがちですが、そこに浪漫も用意してくれているのが流石の CANNONDALE.
TOPSTONE は多くの人にとって未知の道であるグラベルを時に楽しく、時に誰よりも速く駆け抜ける余裕を与えてくれるんです。
“店頭に試乗車あります”新世代グラベルバイク CANNONDALE TOPSTONE
-目次-
・グラベルを滑らかに突き進むギミック満載の次世代グラベルバイク
・ぴったりの一台が見つかる細やかで豊富なラインナップ
・まとめ
グラベルを滑らかに突き進むギミック満載の次世代グラベルバイク
近年はCAAD13 や SUPERSIX EVO などロードバイクで注目を集める事が多い印象の CANNONDALE ですが、アウトドアブランドを起源とし、MTBを中心としたオフロードバイクの歴史が非常に長いブランドでもあります。
そんなオフロードへの深い造詣があるからこそ生まれたのが TOPSTONE.
・最小限の重量増で最大限の乗心地/トラクション/制動力を手に入れる kingpin サスペンションシステム
まず最初に大きな特徴としてキングピンが挙げられます。
シートステーはシートチューブにLOCKRピボットと呼ばれる構造で左右から串刺しの形で固定。
しならせることで重量増は最小限に留めながら最大30mmサドルが後傾するマイクロサスペンション/ソフトテール構造。
複雑な構造としない引き算の設計はメンテナンスも最小限。
左右シートステーがLOCKRピボットにより繋がっているので、左右方向への力の逃げは最小限に留め、シャープな加速感も両立しています。
「乗り心地が良い」事はもちろん、「タイヤを地面へ押し付ける力」が発生する事でオフロードでもリアホイールが跳ねる事無く、しっかりとグリップします。
急峻な日本のグラベルでもしっかりと登りを楽しむ事が出来るバイクです。
オフロードのダウンヒルで怖い思いをしたことはありませんか?
リアホイールが跳ねて地面から浮いている限り、リアブレーキの制動力はゼロになってしまいます。
キングピンの効果によりタイヤが地面から離れにくい⇒確実なブレーキングが余裕を生んでくれるんです。
GRINDURO や ニセコグラベルのロングダウンヒルを経験した事がある方にはとても響くスペックでは無いでしょうか。
もちろん、これからグラベルライドに挑戦する初心者に方にも心強いスペックとなっています。
サスペンション効果を最大限発揮するべく、トップチューブとシートチューブが其々板状に成型されており、この部分の厚み/幅はフレームサイズ毎に作り分ける事で最適化されているとの事。こだわりが感じられる部分です。
・オフロードをより速くより確実に下る安定感 アウトフロントジオメトリ
ハードテールのMTBで採用される事の多い アウトフロントジオメトリを採用しているのもポイント。
フロントホイールを少し前に配置する事で、オン/オフ問わず安定感が向上しています。
乗り上げ性能も高まる為、特に下りでの余裕を持つことの出来るコントローラブルなバイクに仕上がっています。
前述のキングピンによる制動力の高さも相まって、下りも存分に楽しめるんです。
MAXタイヤクリアランスは700×45c/27.5×2.1まで対応。
オンロードもオフロードも軽快に駆け抜けるロードバイク的な性格を考えると充分余裕のあるスペック。
オンもオフもバランス良く楽しむなら700×40c前後がオススメです。
・”軽さ or 更なる走破性” フロントフォークで好みの乗り味へ
ビジュアルとしても TOPSTONE CARBON の大きな特徴となっているフロントフォーク。
グラベル専用設計のフロントサスペンションフォーク Lefty Oliver 搭載モデルは更にオフロードの走破性を高めています。
CANNONDALE の代名詞ともいえる片持ちの LEFTY フォークですが、グラベル専用の Oliver フォークの中身は全くの別物。
オンロードも妥協無く楽しめる軽快なものとなっています。
MTBのサスペンションフォークにはライダーの体重で自然と沈み込むサグが存在しますが、 Oliver にはサグが無くダイレクトな乗り味。
30mmのストロークが用意されていますが、大きな入力/衝撃で必要な時のみ最低限動く設計となっており、実際に乗ると「リジッドフォークなのに前輪が暴れずスムーズに前へ進む」不思議な感覚。
更にフォーク肩のレバーでロックアウトしてしまえばリジッドフォークと遜色ないソリッドな乗り味に。
より軽快に、オンロードも積極的に楽しむならフルカーボンフォークのモデルがオススメです。
左右にカーゴケージ用のトリプルアイレットが用意されるので、バイクパッキングでの積載性も高くなっています。
ぴったりの一台が見つかる細やかで豊富なラインナップ
2023/11/25時点で店頭に展示しているラインナップは下記の通り
TOPSTONE CARBON 2 LEFTY
TOPSTONE CARBON 4
TOPSTONE 4 ( ALLOY )
13モデルと非常に豊富なラインナップを誇る TOPSTONE.
ご予算や使い方にピタリとハマるモデルが見つけやすいのも嬉しいポイント◎
まとめ
先日、CANNONDALE JAPAN ナルミさんと実は大学の同級生なカンザキ吹田店ヒルド店長と共にTOPSTONE GRAVEL RIDE してきました。
全ての道が走りやすくなってしまう LEFTY OLIVER と軽量を追及したLAB71の対照的な2台。
「どっちが良い??」と聞かれると結局のところ迷っちゃいますね 笑
どちらもオンロードのアプローチ~砂利のフラットダート~ガレガレのトレイルまで”楽しい”と思えるレベルで走り抜ける事が出来ていたのが印象的。
TOPSTONE CARBON のポテンシャルを感じました。
店頭には TOPSTONE CARBON 2 LEFTY Sサイズの試乗車をご用意しておりますのでご興味ある方はお気軽にお声掛けください◎
僕たちももっと乗り込んで更なる魅力をお伝えしていきます!!
Unbound Gravel を始めとするトップレースで活躍(Dirty Kanza,Grinduro では優勝もしてました)しながら自身でライドイベントを開催するなど、マルチに活躍する Ted King 氏のライド映像もアップされています。
彼が行っている DIY GRAVEL も中々に濃い内容。CANNONDALEオフィシャルサイトにレポートがアップされているのでコチラも是非↓↓
https://www.cannondale.com/en-us/blog/diy-gravel-with-ted-king
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