“エアロロードを超える”史上最速/最高のフルカーボンロードバイク【CANNONDALE / キャノンデール】SUPERSIX EVO(スーパーシックスエヴォ) レビュー
2023.12.08 2023モデル , 2024モデル(NEW) , BLOG , eirin丸太町店 , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , ロードバイクSYNAPSE・TOPSTONEと紹介させていただいておりますCANNONDALE。
第3弾は、フルカーボンオールラウンドロードバイク”SUPER SIX EVO”!
MTB/アウトドアに端を発するブランドながら、古くはチーム”SAECO”の活躍等ロードレースシーンでも強い印象を残すCANNONDALEのフラッグシップとして、常にレースシーンの最前線でその性能を試されてきたフルカーボンロードこそが、SUPER SIX EVO。
2023年にフルモデルチェンジした本モデルの特筆すべきは汎用性とそのレベルの高さ。
エアロロードSistemSixを上回るエアロ効果/クラシックレースにも対応するタイヤクリアランスといったプロロードレーサーをコレ1台で満足させるオールラウンダーとしてのレベルの高さと、ロードレーサー~ホビーライダーまであらゆるユーザーにコミットさせるフレーム素材の異なる3グレード展開。
レースに出るぞ!っていうパッションではないけど、自分の限界にチャレンジできるようなバイクが欲しい。そんな方にも是非一度注目していただきたい一台かと思います。
“エアロロードを超える”史上最速/最高のフルカーボンロードバイク【CANNONDALE / キャノンデール】SUPERSIX EVO(スーパーシックスエヴォ) レビュー
-目次-
・1台であらゆるレースシーンに対応する真のオールラウンドロードレーサー”SUPER SIX EVO”
・ぴったりの一台が見つかる細やかで豊富なラインナップ
・まとめ
1台であらゆるレースシーンに対応する真のオールラウンドロードレーサー”SUPER SIX EVO”
カーボンキラーとして名高いCAADシリーズをはじめ、ロードバイクシーンでも高い評価を得続けるCANNONDALE。
最新の第4世代となるSUPER SIX EVOはオールラウンドモデルながらも、後述のDELTA STEERER等最新技術を取り入れ、同社のエアロロードSYSTEMSixをも上回る空力性能をも発揮可能という、最高傑作との呼び声高い一台です。
そんな最新のSUPERSIX EVOをいち早くテストしているのは、EFエデュケーション・イージーポスト。
著名な日本人レーサー別府史之氏が所属していた事も記憶に新しいですが、スポンサー名を冠さないチーム名でのプロロードレース参入や鮮やかピンクのジャージ等の個性的な一面と、着実にタイトルを獲得してきた実力の両面からも注目される事の多いUCIチームの一つ。
実際、2014-2015年にCERVELOからCANNONDALEへメインバイクを変更し使い続けて来た、彼らの最新SUPER SIX EVOへの反応も確かな物。
レースシーンではエアロロードSistemSixの登場機会もSUPER SIX EVOに置き換わりつつある事がその完成度の高さを表してくれていますね。
・最高品質の素材を投入、HI-MODを越えるフラッグシップ”LAB71″
SUPER SIX EVOを語る上で外せないのが”LAB 71″
SUPER SIX EVOの設計に、考え得る最高の素材を投入すると?という何ともワクワクさせるテーマで作られた限定モデル。
スタートは、2022年に世界限定200台販売された先代SUPER SIX EVOの特別軽量モデル”Leichtbau”。
その時、使用された素材テクノロジー(seriescarbon)を第4世代のフレームに落とし込んだのが、LAB71です。
そうして生まれたフレームは後述のHiMODシリーズを上回る重量剛性比を実現。
プロレースシーンで見られるプロトモデルの様な、”考えられる最強の一台”というテーマは、やっぱりグッとくるモノがありますね。
また、LAB71のフレームフォークセット及び完成車には、モータースポーツの分野で高い認知度を誇るmomo-designと共同開発したステム一体型エアロハンドルを採用。
DELTA STEERERに対応し、そのエアロ性能を最大限に高める工夫がなされております。
・最新テクノロジー+ユーザーフレンドリーな”扱いやすいレーシングロード”
軽さ/剛性/空力とレーシングな要素に注目されがちな本モデルですが、僕らがグッと惹かれるのはそのタイヤクリアランス。
レースシーンでも多様化するタイヤサイズに合わせて、34c装着可能なクリアランスを用意。
事実、EFエデュケーションイージーポストは石畳等荒れた路面を含むクラシックレースにもSUPER SIX EVOを投入しているとの事。
34cOKという事は、コンディション/グレードもバリエーション豊富なシクロクロス向けタイヤも使用可能。
レーシングバイク=F1的なロードレースにコミットしたイメージを払拭しながらも、あくまでもユーザーそれぞれの限界を引き出してくれる使い勝手を感じさせてくれますね。
実際の外観には大きく見えないながらも、確実に業界内外問わず注目を集めているのが、3角形のフォークコラムDELTA STEERER
非円形のフォークコラムは以前から他社でも採用されておりますが、ここまでの形状は無かったのではないでしょうか?
一般的になりつつある”ハンドル~ステム~フレームに至るまでのケーブルフル内装”と”ヘッド回りのエアロ形状”を両立させる為の施策がこの大胆なコラム断面というわけですね。
*前作ではヘッドチューブ前面にケーブル内装のスペースが設けられておりましたが、その反面ステアリング角に制限がありました。
そして、過去のCANNONDALEロードをご存じの方には嬉しいお知らせが、SUPERSIX EVO初のBSAネジ切りBB採用。
CANNONDALE独自の圧入方式BB30が長らく採用されておりますが、音鳴りや圧入にまつわるメンテナンス性を加味した時に、68JISネジ切りBBは実に嬉しいチョイスですね。
ぴったりの一台が見つかる細やかで豊富なラインナップ
前述のLAB71に加え、第3世代までのトップHI-MODとNormal-MODと呼ばれる通常モデルの計3ラインナップが展開される本モデル。
ジオメトリや技術は同一のモノを使用しながら、フレーム素材で分けられた3者は、どのレベルのライダーでも最新のSUPER SIX EVOを感じる事が出来る、コレは他のレーシングバイクにも無い大きな魅力ではないでしょうか?
SUPER SIX EVO LAB71
フレーム/フォーク:Series 0 Carbon, low-drag(フレーム重量770g *56cm ペイント済み)
前述の通り、Series0Carbonを使う事で過去最高レベルの重量剛性比を実現したフラッグシップモデル。
本モデルでは、前述のmomodesignとのコラボによるステム一体型ハンドルが採用され、フレームだけではなく一台のロードバイクとしてトータルでの設計が為されております。
SHIMANO CURA-ACE Di2を使用した完成車/フレームフォークセットの2種のみがラインナップされております。
↓↓展開モデル↓↓
・SUPER SIX EVO LAB71 ¥1800,000-(税込) SHIMANO DURA-ACE Di2 2×12速
・SUPER SIX EVO LAB71 FrameForkSet ¥850,000-(税込)
SUPER SIX EVO HI-MOD
フレーム/フォーク:Superlight Hi-MOD carbon construction(フレーム重量:810g)
ノーマルモデルと比べカーボン材や積層を変える事で、プロロードレーサーの要求にもこたえてきた2年前/第3世代までのフラッグシップモデル。
実際、僅か2年前までという事もあり、レーサーではLAB71ではなくHI-MODを選ぶ事もあるそうな。
現状では、SHIMANO ULTEGRA Di2完成車のみがラインナップ、その他のラインナップについては今後の展開をお待ちくださいませ。
↓↓展開モデル↓↓
・SUPER SIX EVO HI-MOD2 ¥1050,000-(税込) SHIMANO ULTEGRA Di2 2×12速
SUPER SIX EVO *Normal-MOD
フレーム/フォーク:SupersixEvoCarbon(フレーム重量:915g/56cmペイント済み)
SUPER SIX EVO のラインナップの内、ホビーライダーに最適なモデル。
前述の2種に比べると重量等の面では劣りながらも、フレーム素材以外では同様の規格/技術を採用する事で、最新のSuperSixEvoを余す事なく体感できる内容に。
↓↓展開モデル↓↓
・SUPER SIX EVO1 ¥950,000-(税込) SRAM FORCE Etap AXS 2×12速
・SUPER SIX EVO2 ¥760,000-(税込) SHIMANO ULTEGRA Di2 2×12速
・SUPER SIX EVO3 ¥550,000-(税込) SHIMANO 105 Di2 2×12速
・SUPER SIX EVO4 ¥399,000-(税込) SHIMANO 105 機械変速 2×12速
まとめ
グラベルバイク/ツーリング/MTBといった土っけのあるバイクの紹介が多い当店ですが、勿論オンロードも大好き。
特にプロレースシーンまで地続きになったSUPER SIX EVOシリーズには、グッとくるモノがありますね!
レーシングロード、中でも3世代で培われた速く走る為のテクノロジーを更に追求したある種の完成形とも言える一台。
勿論、SYNAPSEの様な日常的な用途の延長線上にあるバイクに軍配が上がる事が多いかもしれませんが、週末に自分の限界を出し切る様な非日常なオンロードサイクリングを愉しみたい方には、是非SUPER SIX EVOをお試しいただければと◎
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