アルミグラベルロードの頂点はこのモデルにあり!?【 GT / ジーティ 】GRADE ALLOY COMP (グレードアロイコンプ)
2024.05.05 BLOG , eirin丸太町店 , グラベルロード , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , ツーリングバイクGTの十八番といえばやはり「トリプルトライアングルフレーム」
MTBの分野で長く高い評価を受け続ける、シートステーがトップチューブに溶接されるこの独創的なフレームデザイン。
そして、剛性を犠牲にせず大幅なしなりを生む シートステイとシートチューブをあえて接合させない「フローティングステイ」を採用した本モデル。
実際試乗してみれば、なるほど!
歴史だけでなく見た目だけでなく、クロモリバイクではこうはいかない、アルミフレームならではの造形の意味~もたらす効果に合点がいきます。
◎アルミフレーム&カーボンフォーク特有のシャキシャキ走るフィーリング
◎車体ふらつき難い安定性⇒高速巡行性
◎高い振動吸収性にあわせて用意される路面へのトラクション(追従)効果
グラベルロードに求められるもの
↓↓↓↓
オンロードとダートロード走行性能の両立~高バランス化
そこに見事に応える、GT GRADEのフレームデザインは、他社フレームに比べ一歩先のレベルに達している印象。
完成車⇒標準でアッセンブルされるパーツに何が採用されているか?も重要なポイントですが、
それよりもやはり 走りの肝⇒基礎となるフレーム&フォークの性能を重視したい!
(パーツは後々カスタムアップ出来ますしね)
そんな方には間違いなくオススメする一台です!
【 GT / ジーティ 】GRADE ALLOY COMP (グレードアロイコンプ)のご紹介
– 目 次 –
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【2024】~GT~GRADE ALLOY COMP(ジーティ/グレード アロイ コンプ)
定価:240,000円(税込 264,000円)
⇒販売価格:228,000円(税込 250,800円)
~スペック~
フレーム:Grade Alloy frame, Tapered 1.5 head tube, Internal Cable Routing, 12×142 Thru Axle, Threaded BB, Flat mount disc
フォーク:Grade Carbon Fork, 1.5 Tapered Carbon Steerer, Internal Cable Routing, 12×100 Thru Axle, Flat Mount Disc (160mm)
ヘッドセット:FSA No.42 ACB
ステム:GT 3D Forged SL Alloy, 31.8
ハンドルバー:GT DropTune RS, Alloy, 16° Flare
シフター:Shimano GRX 400 2×10
フロントディレーラー:Shimano GRX RX400
リアディレーラー:Shimano GRX RX400, Shadow Plus
クランク:FSA Vero Pro,46/30 170mm(S),172.5mm(M)
チェーン:KMC X10, 10-speed
BB:BSA Threaded
スプロケット:Shimano HG500, 11-34, 10-speed
ブレーキ:Shimano GRX 400 Hydro Disc, 160/160mm RT10 Rotors
サドル:GT Pavement, Steel Rails
シートポスト:GT Alloy, 27.2 x 350mm
リム/ホイール:WTB ST i23 TCS 2.0, 28h, Tubeless Ready
ハブ:“F: Formula CL-712, 12×100 Centerlock R: Formula RXC-400, 12×142 Centerlock”
タイヤ:F/R: WTB Riddler TCS Light, 700 x 37c, Tubeless Ready
~ジオメトリー~
サイズ | XS | S | M | L |
ホイールサイズ | 700c | 700c | 700c | 700c |
シートチューブ長 | 400.0 | 450.0 | 500.0 | 550.0 |
トップチューブ長(ホリゾンタル) | 529.0 | 553.0 | 581.0 | 609.0 |
トップチューブ長 | 506.0 | 530.0 | 560.0 | 591.0 |
ヘッドチューブ角 ( ° ) | 69° | 70° | 70° | 70° |
シートチューブ角 ( ° ) | 73° | 73° | 73° | 73° |
スタンドオーバー | 692.0 | 727.0 | 765.0 | 805.0 |
ヘッドチューブ長 | 94.0 | 106.0 | 134.0 | 162.0 |
ホイールベース | 1034.0 | 1050.0 | 1080.0 | 1109.0 |
フロントセンター長 | 605.0 | 621 | 651 | 680 |
チェーンステー長 | 440.0 | 440.0 | 440.0 | 440.0 |
BBドロップ | 75.0 | 75.0 | 75.0 | 75.0 |
BBハイト | 284.0 | 284.0 | 284.0 | 284.0 |
フォークレイク | 55.0 | 55.0 | 55.0 | 55.0 |
フォークトレイル | 79 | 72 | 72 | 72 |
スタック | 535 | 550 | 577 | 603 |
リーチ | 365 | 385 | 405 | 425 |
ヘッドチューブハイト | 420 | 420 | 420 | 420 |
グラベルロードに最適。GRADEフレーム(フローティングトリプルトライアングル™デザイン)
昨今、最も注目されている車種「グラベルロード」ですが、
大手ブランドの中でそのジャンルに最も早くからアプローチ~製品化したのが、MTB界を牽引するUSA発ブランド”GT”出会った事はあまり知られていない事実。
日本国内では、人気漫画の影響も手伝い オンロードの高速性を謳うロードバイクに多くの注目が集まっていた2013~2014年頃、当然のごとく他社の多くがロードバイクカテゴリーに力をいれていたその最中にも拘わらず、
ドロップバーモデルのラインナップを全て「グラベルロード(当時はオールデイロードと呼ばれておりました)」のみに絞るという、
GTがとったその未来志向~エネルギッシュな行動に心躍らされた事を記憶しております。
デビュー時よりフレームデザインにブラッシュアップを重ね、第三世代目を迎える GRADE(グレード)
いざ試乗~インプレッションしてみるとよく理解できるのですが、さすがカーボンorアルミ素材フレームの特性を熟知し、MTBレースシーンで活躍し続けるトップブランドGT。
応力のかかる部分、ライダーのパワーを受け止め~推進力におきかえる部分はゴツく。またその逆、負荷のかからない~また路面からの振動吸収性に寄与するしならせたい部分は細目に。
多様な太さのパイプで構成~扁平・曲げ加工された高性能アルミ素材&デザインを より理想的な形状にするハイドロフォーミング加工が施されたフレームは、
クロモリフレームでは表現できない、アルミフレームらしいキビキビした走り~加速感を提供します。
また同時に 秀逸なジオメトリーから、直進での安定性⇒高速巡行性能も寄与。
グっとペダルを踏みこめば軽やかに力強く加速しつつも、平坦ではしっかり高速で巡行してくれるこの走行フィーリング。
初心者の方でも使いやすく&経験者の方も納得のいく
まさにハイクオリティアルミフレームと呼ぶにふさわしい万能型グラベルロード。
他社同類モデルから一歩抜きんでた非常に完成度高い一台という印象を受けます。
大幅にしなりを生み、路面からの衝撃を吸収 & 路面へのトラクション効果へ寄与する「フローティングステー」
「トリプルトライアングルフレーム」をより高性能に導く更に特徴的な点がコチラ。
シートステイとシートチューブをあえて接合させない独自のデザイン「フローティングステイ」が採用。
シートステイとシートチューブを互いに接合・溶接すればもちろん強度は上がりますが、当然その分しなやかさは失われるもの。
GRADEに用意されるフローティングトリプルトライアングル™デザインには、あえてその部分を浮かせ(フローティング)たデザイン。
キャノンデールのグラベルロード「TOPSTONE」に採用されるリアサスペンションシステム”キングピン”を、フレームワークのみで用意していると言えば分かりやすいでしょうか?
シートステーが長くなる事⇒大幅にしなり効果が生まれる事で、路面からの突き上げをカットさせる/またダートコースでのトラクション効果へ寄与しています。
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ホイール固定規格には前後ともに12mmスルーアクスル規格を採用。
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チェーンステー内側に用意されたフェンダー用ブリッジの溶接は片側のみ。こちらも”しなり”を生む要素。
軽量&高い剛性をもつフルカーボン・グラベルフォーク
フロントフォークは軽量&高い剛性を用意するフルカーボン製。振動吸収性高く軽量⇒長時間乗車していても腕周りが圧倒的に楽です。
フォークサイドには3つのアイレットが用意。
エンド部のダボに加え、フォーククラウン後方(画像には映っていませんが)にもM5穴が用意されておりますので、フロントラックやフェンダーの取付もスマートに行えます。
フレーム各所に用意される豊富なダボ穴
前後エンドは勿論、フレーム内Wボトル台座、ダウンチューブ裏に加え、左右のシートステー上にもアイレットが用意。
ダウンチューブ上に用意されたボトル台座は3穴用意されるのはフレームバッグ取り付けた際にボトルとバッグの干渉を緩和させる狙い。
シートステー上のボトル台座においては、日本国内のように自動販売機がない状況での使用背景が伺えますね。キャンプライドでのドリンク確保にも有効ですね。
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シートチューブ下部後方あたりにはドロッパーシートポスト用のホールが用意。
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最大タイヤクリアランスの公表値はありませんが、純正タイヤ700x37Cの状態で左右ともに10mm近く隙間がありますので、45C~50Cあたりまで装着可能でしょう。
コストパフォーマンス高い標準パーツ構成
アルミフレーム採用の上位グレード:GRADE ALLOY COMPのメインコンポ―ネントは、SHIMANO GRX400系 2x10SPEED 油圧ディスクブレーキ仕様が採用。
世間的にグラベルロードといえばフロントシングルに注目あつまりがちですが、フロントダブルギアも大いにうま味アリ。
通常グラベルバイクのフロントシングルコンポーネントと言えば、フロント40T/リア11-42Tがセオリー⇒最重ギア比:3.63、最軽ギア比:0.95
本モデルに採用されるFSAVero Proクランク仕様で、フロント46/30T/リアリア11-34T⇒最重ギア比:4.18、最軽ギア比:0.88 と、よりワイドなギア比が用意されるフロントダブル仕様。
ダートコースのみの走行に焦点をあてれば、チェーンが外れにくくシンプルな操作性のフロントシングルにメリットを感じますが、
殆どの道が舗装されオンロードライドがメインとなる日本での使用なら、より高速性と軽いギアが用意されるフロントダブルギアにも充分メリットを感じます。
タイヤには耐久性と信頼性の高いマウンテンバイクコンポーネンツメーカーとして、1982年にカリフォルニア州 マリンで設立されたWTB社の riddlerが標準採用。
大きめのサイドノブはコーナリング時での安心感を与え、センターに配置された低めで細かいノブは舗装路においてのフリクションを軽減。
グラベルライドを含む長距離ライドやツーリングにも適した本タイヤはグラベルタイヤのマスターピース的存在。
因みに、完成車用に用意されるワイヤービード仕様ではなく、市販されるチューブレス対応&ケブラービードのものが標準で用意されているのはウレシイポイント。
またリムも勿論チューブレス対応。現段階でチューブレステープも貼られており、チューブレスバルブも付属されますので、シーラントさえ用意すれば即チューブレス仕様での乗車が可能となっております。
まとめ
アルミフレーム採用グラベルロード。
勿論、他社にも豊富にラインナップされており、各社その技術・パフォーマンスを競い続けてはおりますが、
そのグラベルバイクにいち早くアプローチしたブランドの歴史。
フローティングトリプルトライアングル™デザインが提供する、常に先端を狙うUSAブランドらしい他社の一歩先をいくフレームテクノロジー。
街乗り~デイリーライド~キャンプライド~長距離ツーリング。そしてグラベルライド。
あらゆるシチュエーションに万能にコミットさせる:グラベルロードに求められる性能面においては、このGRADEはかなりレベル高い内容です。
今回紹介したアルミフレームモデルから、上位グレードのカーボンモデルまで。
当店は、全国でも珍しい様々なGRADEをご覧いただける数少ないショップの一つかと思います。
ご興味ある方は是非一度ご来店頂けますと幸いです!
GT GRADE 各モデルのご案内
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フルカーボンモデル+フロントサスペンション+ドロッパーポスト(SRAM APEX 1x11SPEEDコンポーネント採用)GRADE CARBON X
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アルミフレームモデル(SHIMANO TIAGRA+GRX mix 2x10SPEEDコンポーネント採用)GRADE AL EXPERT
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