【 GROWN BIKE / グロウンバイク 】HEY JOE (ヘイジョー)クランカーハンドルで OLDMTBスタイル 完成車へ
2024.06.07 BLOG , eirin丸太町店 , GROWN BIKE (グロウンバイク) , MTB , RawLow Mountain Works(ロウロウ マウンテンワークス) , グラベルロード , クロスバイク , サイクルハテナ(eirin丸太町店別館) , ツーリングバイク , フレームabout “GROWN BIKES”
数々の名作アウトドアバッグを展開する「RawLow Mountain Worksのリョウタロウ氏と
京都発ハンドメイド自転車工房「E.B.S」がタッグを組んだ 日本発新鋭ブランド「GROWN(グロウン)BIKES」。
国内ハンドメイドで製造されるフレームセットや、高いコストパフォーマンスとシンプルで美しい見た目のミニベロやキッズバイク、オリジナルパーツなどが展開。
国内外問わず大手ブランドは勿論、マニアックな海外スポーツバイクブランドとも一味違う、
自転車に対する深い造詣に加え、アウトドア全般~ファッションの分野など 自転車マーケットのみならず幅広いアンテナ感度から生まれる各アイテムには
世界中見渡してもちょっと代わりが見つからない独自のセンスがキラリと光るオンリーワンな価値を感じます。
今回紹介するブランドのアイコン的モデル「HEY JOE」は、
マウンテンバイクの始祖、古き良き「ATB(オールテラインバイク)」を 現代的解釈でオマージュしたモデル。
シンプルでオールドスクールなルックスに用意されるのは、最大タイヤクリアランスは27.5×2.3インチ設計、そしてディスクブレーキにスルーアクスル規格といったモダンな規格・機能性。
今回のようにオーセンティックなATBスタイルで、クランカーバーハンドル仕様で組むのは当然バッチリ似合いますが、
700Cホイールで組み上げたり、ドロップハンドル仕様でのアドベンチャー/ツーリングバイク/グラベルバイクのように組み上げたり。
乗り手がしたいように&自由な発想で組み上げてOK
長距離でも短距離でも。オンロードでもオフロードでも。
肩の力を抜いたコミューターとして付き合うも、趣味に没頭するような一台として付き合うも。
まさにMTBが生まれた頃がそうであったように、レースで一等賞を取る事以外ならどんなフィーリングでもバッチリハマる。
乗り手を自由なフィーリングで目的地まで連れてってくれる。そんな自転車です。
– 目 次 –
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【2024】~Brand Name~Model Name(ブランド名/モデル名)
【 GROWN BIKE / グロウンバイク 】HEY JOE (ヘイジョー)フレームセット
販売価格:¥138,000(税別)/ ¥151,800(税込)
◇本モデルは完成車ではございません。フレーム&フォークセットでの販売となります。
◇トップチューブの形状が2種類(ストレートorラウンド)あります。
「サイズ(シートチューブ(C-T)」
・ストレートver : S/460mm、M/485mm、L/520mm
・ラウンドver : S/405mm、M/430mm、L/465mm
「主な仕様」
フレーム素材 : クロモリ(Kaisei 022)
ヘッドパーツ : 1-1/8
ボトムブラケット : JIS
シートクランプ : 31.8mm
シートポスト: 27.2mm
ブレーキ:フラットマウント
最大タイヤクリアランス : 27.5×2.3
O.L.D : フロント100x15mm リア142x12mm
FD取付 : 28.6mm
センタースタンド台座
「ジオメトリー」
各サイズにおける適応身長においては、どのようなパーツの構成、どのような乗り方を希望するか?によって変わりますので、ご相談下さいませ。
ラウンドトップチューブ ver
HEY JOE (ヘイジョー)フレームセット詳細説明
1970年代MTBの源流を創り出したJOE BREEZE (BREEZER BIKES)へのリスペクト
あのギターの神様 Jimi Hendrixのデビュー曲「HEY JOE」のリズムとバイクペダリングの親和性。
そのダブルミーニングから名づけられた「HEY JOE」
最大タイヤクリアランスは、MTB 27.5×2.3インチで設計していますが、ホイールを高速順行性を重視した 700Cにして組み上げたり。ドロップハンドル仕様でのアドベンチャー/ツーリング~グラベルバイク/クロスバイクのように組み上げたり。
本バイクは、スピードの優劣のみに縛られず「楽しむ事」にこそ本質あり。
セオリーに囚われず、乗り手の自由なフィーリングで付き合っていける、まさに「ATB / オールテラインバイク」の現代的解釈と呼ぶにふさわしい、そんなスポーツサイクルの初期衝動を感じさせてくれるモデルです。
HEYJOEに施工される、ヘビーデューティ然とした雰囲気が男心をくすぐる「パーカーRAWフィニッシュ」仕上げの武骨な風合いは、本モデルの個性を裏付ける大きな要素。
素材の表面にリン酸塩で酸化させた “防錆処理”を施し、その上からマットクリアコートをかけるこの仕上げ。
クロモリ素材の有機的な素材の風味や、パイプ同士を接続する溶接部/ロウの鈍金色がそのまま表面に現れるこの処理には、通常の塗装では表現できない独特の魅力が◎◎◎
勿論、防錆処理⇒外部からの ”錆”に強いのは、高温多湿、雨の多い日本での使用においてのメリットですね。
本モデルの良さは見た目だけではありません。
オールドスクールな雰囲気でありながらも、スタイル+実用性を求める⇒リアルなフィールドで実用する”自転車遊び人”をも納得させる、モダンな機能性と性能を併せ持っているのも魅力。
ディスクブレーキ仕様(フラットマウント台座規格)となっており、
前後ホイールの固定には、ホイール固定位置を常に一定に保ち高い剛性と反応性の良さを生み出すスルーアクスル規格(フロント15x100mm、リア12x142mm)といった現代のトレンドにあわせた規格が採用。
また、海外ブランド・グラベルバイク/ツーリングバイクの多くと大きく違うポイントとして、軽快で反応の良さを重視した”登りも得意なジオメトリーが用意されているのも注目すべき点。
本モデルが正式にローンチされたOMM BIKE at 白馬のフィールドや、我々の地元京都でもそのとおり、起伏が多く長い平坦路が少ない日本のトレイルを考慮にした、BBドロップ:57mmとマウンテンバイクのように高い設定が用意。
その加速性を犠牲にしない設計は、リアルなフィールドでしっかり遊べる内容であると同時に、信号待ち&見通しの悪い交差点での減速から加速といったストップ&ゴーが多く繰り返される街中でも有効です。
フレームには、国内で唯一ハイエンド自転車向けパイプを生産している福島県のKAISEI社製による、永く国内の良質なオーダーメイドツーリングバイクに採用され続けるダブルバテッドチューブの名パイプ「022」が採用。
溶接~製造は、京都に工房を構える”E.B.S”により国内ハンドメイドで少ロットで製作されます。
フレーム&フォーク各所には、本格的な長距離旅~キャンプツーリングなどに便利なバイクパッキングアイテム、キャリアやフェンダーなどの取付もスムーズに行える豊富なダボ穴が用意されます。
~過去のHEYJOE作例~
HEY JOE~OLD MTB~クランカースタイル完成車制作例
今回は、HEYJOEのコンセプトベースとなる OLD MTB のスタイルにあわせ、ハンドルをクランカーバーに、タイヤを27.5x2.22”MTBタイプをチョイス。
殆どのパーツをシルバーでコーディネイトしたシンプルな仕上がり。
フレームの溶接痕やヘッドバッジの鈍いゴールドにあわせたヘッドスペーサーの真鍮と、フロントのラックがアクセントに。
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充分な制動力に加えパッド調整含めたメンテナンス性の良さ。高性能ブレーキ=油圧 その概念を覆した名作機械式ディスクブレーキ“EQUAL” 。
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日本を代表する自転車部品メーカー:NITTOのフロントラック“M-1B”。天板の左右にはライトを取り付けるのに便利なM5穴が配置。
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フレームのパーカーRAWフィニッシュに表面化される溶接痕やヘッドバッジのゴールドにあわせ、ヘッドスペーサーの一部を真鍮製に。有機的な素材の雰囲気が◎◎◎。
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昨今では選択肢の少ない美しいポリッシュシルバーをラインナップする“FORMOSAクランク”。30mm大径スピンドルによる高剛性、チェーンリング丁数の豊富な選択肢、高いコストパフォーマンスと高バランスのクランクです。
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ホイールは、GROWN+ディスクハブ+VELOORANGE”Voyager Rim”の手組身を用意。タイヤにはSIMWORKS by PANARACERの名作タイヤ”Super Yummy 27.5″”をチョイス。。
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シートポストにはステムとあわせ、VELOORANGE”Grand Cru 0 Setback”を採用。サイドからの1ボルト仕様で絶妙な角度調整が可能。緩み難いのも◎◎。
まとめ
「長く付き合える一台を」~良い自転車~の一つのテーマとして、よくご要望頂き&提案させて頂く事ございますが、個人的には本バイクはまさにソレ。
それは、飽きが来ないようなデザインの面や、フレームの素材(アルミ・カーボンよりもクロモリのほうが耐久性高いなど)、規格、またチョイスするパーツの面もありますが、
どういったブランドのバイクに乗るか?も重要なポイントではないでしょうか?
本モデルはGROWNという日本のスモールブランド。
世界中のメディアで大きく取り上げられるようなブランドでもなく、レースで勝利する為のラインナップがある訳でもありませんが、
本ブランドがジャパンブランドであり、日本製のパイプを使い国内京都で製造されているという背景も然り、
日本人がジャパンブランドバイクに乗る⇒地のモノと付き合う、そのシンプルな”等身大のスタイル~マインド”は、その一台と長く付き合っていける大きな要素なんじゃないかな?なんて思います。
そんなGROWNBIKES HEY JOE。
軽さや速さ、またはコスパなど、様々な数値的優劣や、時代・周りに左右される流行/憧れなど、あらゆる物事から解放されるマインドフリーに付き合える一台です。
フレーム単体での販売は勿論、完成車へのご用命も大歓迎!是非当店までご相談下さいませ!
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