・時代に左右されないトラディショナル＆普遍的なデザイン。

・故障の少ないシングルスピードギア＆カンチブレーキのシンプルな構造。

・オンロードの充分な高速性ありつつも、街中の段差・荒れた道も気楽に走れる 700ｘ32C CXブロックタイヤ。

ペダルを回して前に進む。ブレーキを握って止まる。そんな日常に役立つミニマムな機能性のみに徹した 本バイク。

そこに感じるのは、

「シンプルなモノの美しさ」と

いわゆる多機能＆高機能性がもたらす「故障リスク＆管理手間＆コスト増からの解放感」

そして

「やっぱりスポーツサイクルって、楽しい！＆ 気持ち良い！＆ 格好良い！」そんな初期衝動でした笑。

シングルスピード・マルチパーパスバイク

「BROTHER CYCLES」“ALLDAY”

オリジナルカスタム完成車をご紹介

~Brother Cycles～ALL DAY（ブラザーサイクルズ/オールデイ）

～ALLDAYオリジナル完成車～

販売価格：247,500円(税込)

～オンラインストアはこちら～

～スペック～

フレーム＆フォーク：BROTHER CYCLES ALL DAY size:54
ヘッドパーツ：TANGE J27
カンチ受け（フロント）：DIACOMPE 1707A
カンチ受け（リア）：NITTO
クランク：SUGINO VP　165mm　38T
スプロケット：16Tフリー
ブレーキレバー：TEKTRO FL750
ブレーキキャリパー：TEKTRO CANTI
アウターケーブル：NISSEN
タイヤ：FAIRWEATHER* for CX by CG 700ｘ32C
ホイール：seald bearing hubs , double wall, high profile 32H alloy rim
ハンドル：VELO ORANGE Seine Bar
ステム：VELO ORANGE Threadless Stem, 31.8mm
シートポスト：Grand Cru 0 Setback Seatpost, 27.2
サドル：RITCHEY CLASSIC V2

～ALL DAYフレーム＆フォークセット～

販売価格：132,000円(税込)

～オンラインストアはこちら～

推奨タイヤクリアランス：700x35C（マックス38Cも可能かと思います）のカンチ台座仕様 シングルスピードフレーム。

前後キャリア・フェンダーダボなども用意され、カンチブレーキ/Vブレーキの台座も取り外し可能。ロングアームのキャリパーブレーキの使用すらもOK。

塗装下には錆を抑えるEDコーティング施工済み。

◆Tubing: 4130 Chromoly steel – double-butted main triangle, ED coated

◆Brake compatibility: Cantilever, V-brake or medium drop brake calliper

◆Removeable brake cable guides

◆Dropouts: 120mm spaced dropouts

◆Threaded dropout adjusters

◆Seat post diameter: 27.2mm

◆Headset: 1 1/8˝ threadless steerer/headset (not included)

◆Bottom bracket shell: 68mm bottom bracket – ISO threaded

◆Maximum tyre clearance: 700c x 35mm

◆Fork: Lugged flat crown with removeable canti bosses, ED coated

◆Frame weight: 54cm = 2.0kg

◆Fork weight: Uncut = 1.0kg

◆Tested to ISO 4210 standard

～フレーム詳細ブログはコチラ～

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イギリス発ブランド「BROTHER CYCLES」の説明

イギリスを拠点に、WILLさん＆JAMISさんご兄弟で運営されている【 Brother Cycles / ブラザーサイクル 】関連ブログはコチラ

”毎年何十台もの新しいバイクをリリースすることではなく、年々進化し続ける優れたデザインの見栄えの良い製品を厳選してリリースする事” がブランドのコンセプト。

ラインナップ全てを完成車ではなくフレームセットのみとし、大手総合ブランドのように企業を大きくするわけでなく自分達がホント良いと思う物だけを作るブランドです。

https://www.brothercycles.com/

ブランドは製品を生み出すだけでなく、年間を通じて打ち上げパーティー、グループライドなど、バイクイベントの開催に多くのエネルギーを費やしており、

大きなものでは、Brother in the Wildイベントという2日間のバイクパッキングキャンプアウトが、英国、ドイツ、フランスなどで開催されています。

売るだけに終わらず文化をつくるコトを見失わないその姿勢には只々リスペクト。

また机上の空論に終わらない そんなリアルな遊びの現場からフィードバックされた各モデルにはシンプルに説得力を感じます。

ライフスタイル・土地・仕事、すべてが一体となったそんなモノづくり。

立場違えど、まさに我々も理想とするところです。

Brother Cycles フレームのラインナップは全てクロモリ素材をベースとしています。

決してレースで勝つ為の機能トレンド性を追い求める訳ではありませんが、タフに長く付き合え＆日常使いやロングツーリング・グラベル～トレイルに適したものばかり。

雨の多い英国（この日本も同様）ならではの考えでしょうか？フレーム内部には「EDコーティング（防錆処理）」が施されており錆に強くなっているのは、喜ばしいポイント。

フレーム各部に採用される規格の多くが世界中で使用されるスタンダードなものとなっており、

そのトラディショナルなロゴデザイン含め、流行～時代のうつろいに左右されず、機能・イメージともに長く付き合るラインナップが魅力です。

～BROTHERCYCLES関連ブログはコチラ～

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マルチパーパス・シングルスピードCXフレーム ALLDAY の説明

～フレーム詳細ブログはコチラ～

シンプルでシャープなクロモリフレームに、ラグ付きのベンドフォーク。

クラシカルで普遍的なデザイン：ホリゾンタル形状が美しい”ALLDAY”。

そこに用意されるのは、

◎カンチブレーキ/Vブレーキ（台座も取り外し可能・ロングアームのキャリパーブレーキを装着する事も可能。）

◎マックスタイヤクリアランス：700ｘ35C

◎リアエンド：120mmトラックエンド採用 シングルスピード仕様

を基本とした、実にシンプルでアナログなもの。

ペダルを回せば前に進む。ブレーキを握れば止まる。あとはそこに道があれば走るだけ。

そんな他の乗り物にはないシンプルな構造で成り立つ自転車の面白さと楽しさ。

そして削ぎ落されたミニマムデザインの美しさと、機能を制限したからこその使い勝手の良さ・利便性を感じるモデルです。

高めのBBドロップ60mmを主とした、トラッククロスにも有効な加速性を失わないジオメトリーが採用。

信号待ちからの走りだし。見通しの悪い交差点での減速～加速。そんなストップ＆ゴーを多く繰り返す街乗りにも相性の良い設計です。

前ギア1枚 x 後ギア1枚のシングルスピード仕様フレーム。

変速（変速機や変速レバー）が無い⇒ ギアを軽くしたり重くしたりする事はできません（内装ハブを使用すれば多変速も可能 ）が、

多変ギアが無い分、軽量になる事は勿論、メカのややこしい操作もなく故障リスクも軽減されます。

また変速ワイヤーもなくなりますので、実にスッキリ・シンプルなルックスの自転車になるのも嬉しいポイントです。

本モデルの推奨タイヤ幅は、所謂ロードバイクよりも太いシクロクロスやツーリングにも適した700ｘ35C。

舗装路での軽快な走行性を用意しつつも、街中でのちょっとした段差なんかも気にせず走れる、実に使い勝手の良いタイヤサイズ。

因みにフレームのクリアランス的には、タイヤとリムによっては38Cも履けてしまうほど余裕が有ります。

そして本モデルにはなんと昨今のトレンド機能：ディスクブレーキではなく、あえての ”カンチ/Vブレーキ台座”が採用しているのは注目すべき点。

（因みにロングアーチのキャリパーブレーキで組む事も可能です）

ディスクブレーキといえば、安定した制動力や、リムへの負担軽減などのメリットがありますが、他ブレーキ（カンチ/Vブレーキ/キャリパーブレーキ）に比べメンテナンス性に劣る（特に油圧）のは事実。

故障少なく、調整も比較的簡単に行えるカンチ/Vブレーキ/キャリパーブレーキ。

ライド中、急なトラブルが起きてもサっと対処できるこの安心感＆その整備性の良さから、

いくらテクノロジーが進化し、トレンド機能にユーザーの注目が集まろうとも、長年リアルユーザーに愛され続けるのは充分納得できるところ。

その要素は、ディスクブレーキの機能性よりもメリットと考える方も決して少なくはないでしょう。

余談ですが、ディスクブレーキ＝効く（制動力高い）この一辺倒の解釈には少しご注意を。

全てというわけではありませんが、ヘタな機械式ディスクブレーキ（油圧式はよく効きます）よりもVブレーキのほうが制動力高いケースも多くあります。

・シートポスト径：27.5、・ヘッド規格：1-1/8”オーバーサイズ”、・BB規格：BSA68mm 、・リアエンド幅：120mm

各パーツの規格は、ハイスペックに根差した特殊なものではなく実にスタンダードなもの。

８~９０年代のオールドパーツから現行パーツまで 世界中に流通している多くのパーツでの組み上げが可能です。

シングルスピードモデルながらも、所謂ピスト/KEIRINバイクと違い、フレーム内Wボトル台座＆フェンダー・キャリアダボが配備。

コミューターバイク（街乗り）にはじまり、多用途に対応するそんな配慮は、まさに名は体を現す”ALLDAY/毎日”。

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ALLDAY オリジナル 完成車の紹介

そんなALL DAYフレームセットを 今回当店オリジナルカスタム完成車でご提案。

サイズ：54（適応身長目安：173cm~181cmほど）をワンオフで組み上げました！

＊組み立て工賃などがサービスされておりお買い得になっております。

＊2024年6月現在、他サイズのストックもございます。

＊今回紹介しているワンオフ完成車には一部現在入手不可なデッドストックパーツを採用しておりますが、ほぼ同様の構成で他サイズも組み上げる事も可能ですのでお気軽下さいませ。

～スペック～

フレーム＆フォーク：BROTHER CYCLES ALL DAY size:54
ヘッドパーツ：TANGE J27
カンチ受け（フロント）：DIACOMPE 1707A
カンチ受け（リア）：NITTO
クランク：SUGINO VP　165mm　38T
スプロケット：16Tフリー
ブレーキレバー：TEKTRO FL750
ブレーキキャリパー：TEKTRO CANTI
アウターケーブル：NISSEN
タイヤ：FAIRWEATHER* for CX by CG 700ｘ32C
ホイール：seald bearing hubs , double wall, high profile 32H alloy rim
ハンドル：VELO ORANGE Seine Bar
ステム：VELO ORANGE Threadless Stem, 31.8mm
シートポスト：Grand Cru 0 Setback Seatpost, 27.2
サドル：RITCHEY CLASSIC V2

シンプルな中に個性と使い勝手の良さを。

ハンドルにはアップライトでバイクコントロールしやすく、ユニークな形状のVELOORANGE製”Seine Bar”をチョイス。

因みにステム、シートポストもVELOORANGE製でコーディネイトしております。

タイヤには、FAIRWEATHER by PANARACERによる”CG CX”を採用。

日本のパナレーサーがMTBトップライダー、セドリック・グラシアと共同開発したマウンテンバイク用タイヤ”CG XC”をシクロクロスサイズにアレンジした本タイヤ。

基本グリッドのあるダートライドパターンですが、タイヤトップ面の連結したパターンは舗装路直進時の転がり軽く、かつコーナリング時のグリップ性をも両立する名作です。

レトロなブラウンサイドにレンガ色のカラーリングが、落ち着きつつも個性的。ALLDAYフレームカラーとも相性よいかんじです◎◎

クランクには新品デッドストックのレアなSUGINO製をチョイス。

クラシカルなバイク全体の雰囲気を損なわない伝統的な5アーム仕様。

因みにギアは、フロント38T、リア16T で構成。ギア比2.375と、32Cタイヤを考慮にタイヤの細い通常のピストよりも軽いギア比となっております。

街中では使いやすいギア比ですが、トラッククロスで使用するならもう少し軽くしても良いかもですね～。

ブレーキレバー＆カンチブレーキにはTEKTRO製をチョイス。

ブレーキブランド；テクトロといえば、リーズナブルな価格が嬉しいその反面、垢抜けないイメージを持たれがちですが、SHIMANOにはない遊び心感じるラインナップが用意される嬉しい側面も◎◎。

因みにグリップはOLDモーターサイクルからインスパイアされたTARUGATAを。PVC素材でベタベタする事もありません。

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まとめ

シンプルで美しいルックスに、日常に根差したトゥーマッチな機能を削ぎ落したミニマルデザイン。

楽しい！＆ 気持ち良い！そして 格好良い！

そんなスポーツサイクルへの初期衝動を改めて思い起こさせてくれたこのALLDAY。

勿論、本格的な長距離旅に出かけるなら、峠越え・荷物の積載に便利な 変速ギアがあったほうが良いけれど、

京都市内の街中のような土地なら坂道も少ないし、日常使いが用途のメインなら多変ギアは別になくても問題ないって人も沢山おられます。

そもそもロードバイクを主としたスポーツバイクの多くに採用される700Cホイール＆タイヤだから軽やか＆スピーディに走れますし、

街中なんて信号＆交差点だらけでそれほどスピード出す必要もありません。

むしろ、それよりもシングルギアならリムブレーキなら故障も少ないし、32Cのタイヤ幅ならパンクリスクも少ないし、

仮に故障しても修理代が安いのは、日常生活においてスピードの優劣よりもメリットと考えても良いのではないでしょうか？

そして何より、この余分な機能を削ぎとしたゴチャゴチャとしていないシンプルなルックスには、クルマやオートバイ含め他の乗り物にはない自転車ならではの格好良さを感じます。

そのクラシカルなデザイン性含め、北米ブランドに多くある”ヤンチャ感”も控えめな実に英国ブランドらしい佇まい。

メインマーケットとは外した味のあるバイクが欲しい。

でも製品＆ブランド共にちゃんとしたモノで、時代の流れや周りに左右されず長く付き合える一台が欲しい。

そんな方にはとってもオススメしたい一台です！

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