通勤/街乗り～オンロードサイクリング～グラベルライド～キャンプライドまで、ほとんどの自転車遊びが楽しめるオールロードバイクとして、その完成度の高さから定番となっている JAMIS RENEGADE シリーズ。

エントリーグレードとは一線を画すハイエンドモデル、RENEGADE S2.

「エントリーグレードと具体的に何が違うのか」も含め、詳細をご紹介◎

・滑らかな乗り心地と軽やかな走りのハイエンドチューブ REYNOLDS 631 を使用したクロモリグラベルバイク

・登りも怖くない!!超ワイドギアレシオを実現する最新グラベルコンポ Shimano GRX 12速

・オールレディ!!そのままで乗りやすくバランスの取れたパーツアッセンブル

7年前の動画ですが三者三様、RENEGADEのオールロードたる所以が最も分かりやすいムービーです。

-目次-
・モデル、価格、サイズについて
・街もオンロードもグラベルも!!シチュエーションを問わないオールロードバイクの完成形
・ワンランク上の上質な走り～エントリーグレードとの違い～
・オールレディ!!そのままで乗りやすくバランスの取れたパーツアッセンブル
・まとめ

年式　モデル名など

【2024年モデル】JAMIS（ジェイミス） RENEGADE S2（レネゲイド S2）

定価：￥401,500-税込

⇒ラスト1台SALE ：￥344,850-税込

●カラー：Flat Moss

●サイズ（適応身長目安）：

48（158-168cm）

51（164-173cm）⇒店頭ラスト1台

54（172-180cm）

56（177-186cm）

58（184-192cm）

61（188-198cm）

～オンラインストアはこちら～

～楽天市場店～

～過去のRENEGADEシリーズのインプレブログはコチラ～

街もオンロードもグラベルも!!シチュエーションを問わないオールロードバイクの完成形

まだ「グラベルバイク」というワードがごく一部の人達だけで使われていた2015年、他大手マスプロメーカーに先駆けてスタートした RENEGADE シリーズ。

グラベルに特化するわけではなく、

通勤/街乗り～オンロードサイクリング～グラベルライド～キャンプライド

とシリアスなレースを除く自転車の Fun 要素全てを楽しむことが出来るオールロードバイクの完成形としてラインナップされ続けています。

その基本コンセプトはそのままに、2024年より更に進化。

低重心/ロングリーチ/ロングホイールベースとなりました。

特にMTB由来のフォワードジオメトリを取り入れたことでオンロードはもちろんグラベルでの直進安定性＆走破性が高まりました。

ショートステム＆ドロップハンドルの組み合わせはロードバイクに慣れていると違和感のある見た目かもしれませんが、乗り物としての扱いやすさを考えると真っ当な進化。

MAX 700x45C のタイヤクリアランスはモダンなタイヤラインナップと相性良く、選択肢が増えることでより好みの乗り心地へカスタムが可能になっています◎

軽量かつ頑丈でカーゴケージだけでなくフロントラック取り付けにも対応するカーボンフォークも RENEGADE シリーズの大きな魅力のひとつ。

等高線のグラフィックもカッコいい!!

フォーク先端はフリップチップ仕様となっており、パーツを入れ替える事でフォークオフセットを変更可能。

オフロードや荷物積載時の安定性をとるか、よりクイックなハンドリングをとるか、好みに合わせてチューニングができます。

12mmスルーアクスル＆フラットマウントブレーキとモダングラベルバイクの標準を抑えた規格はカスタムや補修も幅広い選択肢があり、末永く乗り続ける上で大切なポイント◎

キャリア＆フェンダーアイレットをはじめ豊富に用意されたアイレットは積載方法を問わず、あらゆるライフスタイルに合わせることが出来ます。

グラベルライドにどっぷりハマったらドロッパーシートポストを付けて更にディープなダートライドへの挑戦もOK!!

街中での信号待ちでも便利です◎

デカールのみのブランドも多いですが、全体をキリっと引き締めてくれるヘッドバッジがカッコいいのもJAMISのステキなトコロ。

ワンランク上の上質な走り～エントリーグレードとの違い～

RENEGADE S2 最大の魅力であり、エントリーグレードとの決定的な差を生んでいるのがフレーム素材。

REYNOLDS 631 チューブを採用したクロモリフレームは芯のある硬さとしなやかさのバランスが絶妙で乗り心地良く、ペダリングする程にリズミカルに加速していく乗っていて本当に気持ち良いバイクです。

REYNOLDS 631 実は厳密に言うとクロモリではありません。

マンガンを添加したマンガンモリブデン鋼となっており、一般的なクロモリフレームよりも粘りと芯があり、しなりからの反発により心地よいリズムで進みの良いフレームとなっています。

レースバイク用フラッグシップチューブとして有名な REYNOLDS 853 の”焼き入れしていないバージョン”となっており、若干剛性を落とした乗り味がオールロードバイク的用途にピッタリ◎

素材だけでなく、造形にもこだわりあり。

シートステーをよく見ると、つぶし加工が施され横扁平しています。

上下方向へ積極的にしならせることでガレた日本のグラベルでも安定感を発揮します。

振動吸収はもちろん、リアタイヤを地面に押し付ける力になり、急な登りでもホイールスピンせずしっかりとグリップします。

リアエンドの造形も仕上げ良く完成度の高い佇まい。

こういう部分にワクワク出来るマスプロ完成車って実は少ないんです。

強度と装飾を兼ねたラグ仕上げのシートチューブ上端。

ちょっとした事で全体の佇まいをグッと高めてくれます。

ダウンチューブはトリプルアイレットなので、カーゴケージを取り付けたり、ボトルケージの取り付け高さを選ぶことが出来ます。

Di2へのカスタムもOKな内装穴も完備。

オールレディ!!そのままで乗りやすくバランスの取れたパーツアッセンブル

最新グラベルコンポ Shimano GRX 12速をフルスペック!!

フロントシングルの可能性を広げる10-45Tの超ワイドギアレシオ。

絶望的な登りでより軽いギアがある安心感はもちろん、軽さを重視した場合に課題だったトップスピードも10Tの最小スプロケットが解決。

フロントチェーンリング40Tでもギアレシオ4.0を実現しています。

例えばロードバイクなら、50×12Tに近い数値。

ワンランク上の WTB KON TEAM リムにRADDLER 700×44cをアッセンブル。 

細めのタイヤへカスタムも出来る内幅23mmが絶妙なチョイス◎

グラベルライドに特化するなら内幅25mmでOKですが、オンロードも楽しみたいオールロードバイクとしては最適解。

同じく”どこでも走る”なら細かなセンターノブと高さあるサイドノブのタイヤはベストチョイス。

もしもオンロードをメインに考えるなら、もう少しスリック寄りのタイヤにカスタムすることでより快適になります。

ハンドルは RITCHEY Baquiano Comp.

完成車にありがちなノーブランドハンドルよりも格段に考え作りこまれたハンドルバーです。

フレアを抑えた形状は手首の馴染み良く、オンオフ問わず扱いやすいのがポイント。

ステムも RITCHEY で統一されているのも嬉しいポイント◎ 

広い座面＆穴あきでお尻の痛み軽減が期待出来るサドル。

実はコレもノーブランドではなく、Selle Royal SRX Gravel Saddle.

Fizik を製造するメーカーで高品質◎

まとめ

RENEGADE の魅力は語弊を恐れずに言うならば、何かに特化することのない愛すべき究極の中途半端さ。

全方位の平均点を高めることができれば、こんなにも全てを高い水準で楽しめるステキバイクが出来上がるお手本的一台です。

同じく REYNOLDS 631 を使用した RENEGADE S2 の旧モデルが56サイズのみラスト1台ありますのでこちらもお見逃しなく◎

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