TERNのストリートスタイルミニベロ、AMP F1。

小回りが利きつつ安定感もあり、インパクトあるスタイルと相まって街乗りで最高の一台。

ただそれだけじゃなく、様々な自転車の文脈が巧妙に織り交ぜられ、実はめちゃくちゃマニアックなバイクでもあります。

そのままでも楽しいけどカスタムベースとしても素質あり。

今なら小径版アドベンチャーバイクとして仕立ててみるのが気分かも。

初心者にやさしく、自転車オタクも満足の一台です。

BMXスタイルのミニベロコミューター【TERN】AMP F1

スペック詳細

TERN
AMP F1

新品参考価格￥426,800-(税込)

販売価格：¥277,420（税込）

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マニアックなバックグラウンドと敷居の低さを融合。カスタムベースとしても最適なミニベロ

AMP F1の「F1」というのは80年代に突発的なブームを起こしたBMXレースカテゴリー。

駐車場などの狭いコースで行われるクリテリウムレースのようなもの。

小回りの利くBMXをベースにしながらも、前傾の深いパシュートスタイル（逆スローピング、つまりトップチューブが前下がり）フレームや変速ギア、エアロカバーなんかを装備した特殊な車体が特徴です。

誰が知ってんねんみたいなマイナージャンルの血統をそのフレーム形状に受け継ぎつつ、街乗りに最適化させたものがこちらのバイク。

一見ただのBMXスタイルの街乗り車に見えて、これを作った人はおそらく相当の自転車マニア。

トップチューブで低くなったハンドル位置をぐっと持ち上げるBMXバー。

なんにも気を遣わず乗れるお気楽ポジション、初心者でも広い視界が確保できます。

がっつりライズの高いバーを使っているのでここまでラクじゃなくていいという方はハンドル交換してみてもいいかも。

SURLY SUNRISE BARなんかだと22.2mmクランプなのでステムそのままで付け替えられます。（が、ちょっと低くなりすぎる懸念も）

パシュートスタイルの前三角に目が行きがちですが、面白いのが後ろ三角の形状。

よくよくみればループテール形状になっていてF1よりもっと古いOLD SCHOOLなBMX要素もあったり。

さらによくみればループ部分にちゃんとキャリアフェンダーダボが配置されていたり。

ありとあらゆる自転車の文脈がミックスされています。

。

パーツスペックは雨の日でも制動力の変わらない機械式ディスクブレーキにフロントシングルの8速コンポとしっかり現代的コミューター

チェーンガード付きクランク、センタースタンド完備が嬉しいですね。

そのままでも要素てんこ盛りの楽しい自転車ですが、カスタムが楽しいばいくでもあります。

前カゴをつけたりのコミューター路線強化もいいですが、あえてグラベル要素を注入してみるのが楽しい予感。

FUJI STAUTやVELO ORANGE NEUTRINOよろしく小径版アドベンチャーバイクとして仕立ててみてはいかがでしょう。

とりあえずちょろっとバイクパッキングしてみただけで、もうワクワクが止まりません！

フロントキャリア：JACK THE BIKE RACK

フレームバッグ：ROAD RUNNER BAGS　The Wedge Half Frame Bag

リフレクター：SAFETY PIZZA

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まとめ

そのままでもキュート、いじりがいも存分にあり。

あえてこれでダートツーリングに行ってみたい。

見た目だけじゃなく、いろんなコンテクストと可能性を秘めているバイクです。

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