クロモリの普遍的な美しさと高い走行性能を実現する【 PANASONIC ORDER / パナソニック オーダー 2017】FRCC01 ロードバイク フレームセット
2017.02.19 BLOG , PANASONIC ORDER (パナソニック オーダー) , フレーム , 商品紹介こんにちわ!京都市内で営業しておりますサイクルショップEIRIN丸太町店 です。
今日は先日オーダーいただいたアイテムのご紹介です!
クロモリの普遍的な美しさと高性能を実現する【 PANASONIC ORDER / パナソニック オーダー 2017】FRCC01 ロードバイク フレームセット
【 PANASONIC ORDER/パナソニックオーダー 2017】FRCC01 フレームセット
定価¥135.000-(税別)~⇒当店価格¥121.500-(税別)~
1,920g(フレーム単体) 550mmサイズ 納期 約1ヶ月※
*ORCC01/ULTEGRA仕様完成車 定価¥285.000-(税別)~⇒当店価格¥256.500-(税別)~
*ORCC01/105仕様完成車 定価¥245.000-(税別)~⇒当店価格¥220.500-(税別)~
■460~630mm(10mm刻み)
■Cr-Moプレステージダブルバテッドチューブ
■ロストワックス3Dリッジラグ
■ロストワックス・ストレートドロップエンド
■直付変速台座 ※フレームセットはポジションチョイスが可能です。
(ポジションチョイス コンパクト/ノーマル/直付変速台座なし)
■ボトル台座補強板
■ロストワックスクラウン・Cr-Moフォーク1”JIS
<画像オーダー内容>
フレームサイズ 540
出荷予定日 2017/02/17
フレームカラー 1C-G8
ダウンチューブロゴカラー T
光沢 あり
ネーム書体 なし
Fメカ台座 N (ナシ)
エンドタイプ A (ドロップエンド)
スレッドステム採用でクラシカルな雰囲気をもつ、ツールドフランスやパリ・ルーベなど90年代ヨーロッパのビッグレースで大活躍したパナソニックロードの直系モデル
あまり知られない事実でありますが、パナソニックバイクは90年代に、ロードレースの本場ヨーロッパのビッグレースで大活躍していた背景を持ちます。
本モデル【FRCC01】(*完成車の場合はORCC01)はその当時本場ヨーロッパで活躍していたパナソニックバイクの直系モデルとなります。
その当時の仕様らしく、ステムもスレッドステムが採用されており、このクロモリフレームのクラシカルな雰囲気にもピッタリ。標準で付属されるヘッドパーツはDURAACE。
パナソニックオーダー展示会では当時の新聞広告、ツールドフランスお馴染みマイヨジョーヌが展示されておりました。
パナソニックがオリジナルでブレンドさせたクロモリパイプ、【TANGE PRESTIGE/タンゲ プレステージ】を、650℃の低温銀ロー溶接でその性能を最大限に引き出す技術。
詳しくは過去のブログ(コチラ)からお読みいただければ幸いですが、高い剛性・軽さ・しなやかな乗り味を同時に実現するというある種パーフェクトクロモリパイプ。
通常のクロモリは仕様経年劣化によりへたりが起きる とコシ(ばね感)がなくなってしまいますが、プレステージはある一定の時期からその独自のバネ感が損なわれ難く、つまりヘタった後でも”これぞプレステージ”という乗り後心地が持続されやすく、プレステージパイプの大きな魅力なのかも知れませんね。
またパナソニックでは、大変難しい理想の温度650℃での溶接を実現しております。低温での溶接によりパイプ素材の形成が変化してしまうことなく、プレステージクロモリパイプ素材の繊細な性能をフルに引き出すことを可能としております。
このあたりも前述にあるヨーロッパの石畳コースにおける勝利などから見出した経験の裏付けが見て取れます。
応力解析「FEM」をラグにまで落とし込み、ラグにまで肉厚を最適化【3Dリッジラグ】
やはりクロモリフレームにはこのラグがよく似合いますが、その美しさに更に機能面をも追加。
なんとそのラグにまで応力解析を施し、ラグにまで凹凸を設け軽量化と剛性保持の両立化を実現させております。
パナソニックオーダーの真骨頂ともいえる、抜群の精度を誇る前後エンド処理。
本モデルはストレートドロップエンド、アジャスト付きのショートロードエンドの二選択が可能(フレームセットのみ選択可)となっておりますが、前後のあたり面にはキズ・錆からの保護を目的としたメッキ処理が施されております。
また中々ユーザー様が目を見張る部分ではないかもしれませんが、我々メカニックの目線からみるとこのエンドの処理からも、そのハンドメイドで丁寧に生産されるパナオーダーの精度の高さが見て取れます。コンマ数mm狂うことなくピタッとホイールの取り付けを可能とし=路面へのトレースが正確。
①フォーク単体で芯のチェック
②前三角単体で芯チェック
③後三角単体を前三角に溶接して芯チェック
④フレーム+フォークのセットで芯チェック
4つの工程をふみ組み上げていく制作技術はまさしく世界一のレベルに達していると言えるでしょう。
ボトルからの水分により錆の回りやすいボトルゲージ台座には補強板の処理を。
リアブレーキブリッジ上にはPANASONICロゴ。凝ったつくりにも目を見張ります。
当時のものより絶妙にオーバーサイズ化したプレステージクロモリパイプが持つ独特のばね感としなやかさ、剛性感。クラシカルな雰囲気と走行性能を一手に担う稀有な一台。
最後にその乗り味の印象ですが、決してクロモリフレームカテゴリーでは柔らかいツーリングな乗り味というわけではなくやはりレーシングクロモリの印象をうけます。
90年代当時のモデルよりややオーバーサイズ化された外径をもつフレームは、程よいウィップ感を感じつつ、まさしくこれが”芯”ともいえましょうか、通常のクロモリよりもフレームがパワーをしっかりと受けとめてくれシッティング時にギアをかけていくとぐんぐんと加速していく印象。
このクラシカルな出で立ちと、充分な走りの性能をふまえた車体もなかなかに見当たらないでありましょう。
もちろんセミオーダーであるが故、460~630mmまで10mm刻みのサイズオーダー、全33色のカラーラインアップの中からのチョイスなど、単純にユーザーにとって喜ばしいオーダーが可能なのは何より。ご興味ある方は当店にフレームサイズ540mmの試乗車もございますので是非お立ち寄りくださいませ!
PS:店頭に2017より追加となった1C-R6 ディープレッドのカラーサンプルが到着しております!
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